本講義では、技術経営学の方法論を講義する。研究開発マネジメントや企業経営、政策や社会を分析する上で必要となるデータ分析および調査方法を事例を交えながら解説する。
本講義を通じて、研究開発を効率的・効果的に推進する手法や、情報技術を活用した企業経営・マネジメントの方法論、経営効率や財務など企業経営における分析手法、多様なステークホルダーで形成される社会におけるコミュニケーションやシミュレーションの手法を学習することを期待する。
本講義を履修することで以下の能力を修得する
1.技術を事業化する上での課題の発見・分析・解決方法などについて理解する。
2.日本の企業や社会が抱えている問題・課題の発見・分析・解決方法などについて理解する
3.企業や社会の問題に深くかかわるステークホルダーの存在や役割などについて理解する
技術経営、イノベーション、サービスサイエンス、研究開発、データ分析
専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
毎回テーマ毎の講義を行った上でレポート課題を出す。学生は、7つのテーマ課題の中から1つを選んで個人レポートを作成・提出する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | イノベーションと社会 | イノベーションとは何か、その社会的意義とは何かなどについて理解する |
第2回 | サービスイノベーション | サービスイノベーション、および製造業のサービス化などについて理解する |
第3回 | イノベーションシステム | イノベーションを起こすためのメカニズムなどについて理解する |
第4回 | 社会シミュレーション | 社会で起きている現象などについてシミュレーションで分析する方法について理解する |
第5回 | バイオテクノロジーと創薬 | 最先端のバイオテクノロジーと創薬の現状と将来課題について理解する |
第6回 | 研究開発とデータ分析 | 研究開発の方法、およびデータ分析の方法について理解する |
第7回 | 企業とイノベーション | 企業におけるイノベーションを継続に起こすための全体的なシステムについて理解する |
教科書の指定は無し
全ての講義資料等はOCWiを通して提供する
出席点50%,レポート50%
特に無し