2016年度 近代日本の建築   Modern Japanese Architecture

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開講元
広域教養科目
担当教員名
STEWART DAVID BUTLER 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
LAW.X323
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

この講義では、近代黎明期(明治元年、1868)から21世紀にかけての日本建造物の歴史概要を紹介する。東京工業大学が2016年度よりMOOCで配信を開始している同タイトルの講義シリーズが基となっている。映像資料は6週分に分けて提示され、最後は、大岡山キャンパスに立地し、東工大生が授業を受けている近代的ビルディングに関するインタビュー映像で締めくくられる。
この講義のねらいは、建造物の様式面と構造面における主要な発展が、明治以降、かつそれ以前の各時代の関連する社会的・政治的出来事といかに結び付いてきたのかを理解することである。

到達目標

受講者は、現代の西洋建造物との類似点・相違点の観点から、日本の歴史建造物とそれらが有する様式傾向を、時代毎に特定することを学ぶ。その創成期から現在まで日本建築が経てきた視点から、建築様式と構造を評価するための基準を打ち立てる。過去50年間、日本建築は世界的な関心をかき立てているが、受講者は、こうした日本建築の名声や発展を根拠づけた背景調査に取り組む。

キーワード

建築、様式、構造、都市計画、明治/大正/昭和

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回の授業では、専門用語やMOOC講義の方で紹介された問題を解説する。受講者は、教材について質問し、自分自身の新たな考えや結論を提示することが求められる。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 導入:明治時代の木造、赤レンガ様式の建造物(1868~) ディスカッション。MOOC講義の対応する回の理解。
第2回 建築における“JAPAN-NESS”―先史時代の竪穴式住居から神社仏閣建築にみるその最初期の起源 同上
第3回 1920年代から1930年代日本における初期 International Style Modernism 同上
第4回 第二次世界大戦後のモダニズム―丹下健三、ル・コルビュジエの影響、磯崎新の貢献 同上
第5回 篠原一男(1925年―2006年)とModern NEXT 同上
第6回 東工大の21世紀キャンパス―デザインと全体計画 同上
第7回 結論と総括 レポート、パワーポイントによるプレゼンテーション

教科書

Online link to: ed.X's "Modern Japanese Architecture" (Tokyo Tech, Stewart + Yasuda)

参考書、講義資料等

David B. Stewart, The Making of a Modern Japanese Arcchitecture: From the Founders to Kazuo Shinohara and Aratat Isozaki, Kodansha Int'l., Tokyo and NY, 1987/ 2003. Prints or online links to relevant monographs or periodical material.

成績評価の基準及び方法

NA

関連する科目

  • NA

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

NA

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