本科目では,健康に関連した様々な指標を自ら測定し,健康科学の基礎を提供する.
運動に伴う身心の変化を実測・観察する.
扱う測定法は,健康科学以外にも,クラスによってヒトを対象とする学問領域(機械工学,生命科学,感性工学など)に幅広く適用することができる.
生理学・バイオメカニクス,心理学などの演習・実習を通して,健康の維持・増進の背景となる身心のメカニズムを理解する.
また,それらの測定法・評価法を理解することを目的とする.
生理学,バイオメカニクス,心理学
専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
毎回の授業で実習を行い,各回のショートレポートを提出してもらいます.
毎回の授業で出席を取ります.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 体脂肪率の測定 | 体脂肪率を測定し、その意味を理解する |
第2回 | エネルギー収支 (食事量と日常生活運動量の調査) | エネルギー摂取と、活動にともなうエネルギー消費の調査を行い、それらの意味を理解する |
第3回 | 最大酸素摂取量 (持久力)の推定 | 自転車エルゴメーターをこいで、最大酸素摂取量を推定する |
第4回 | サーキットトレーニングの実践と心拍数の測定 | サーキットトレーニングの実践と、心拍数測定により負荷と回復力について理解する |
第5回 | 自宅でできる簡単なトレーニング実践 | 狭いところでも可能なトレーニングを実践する |
第6回 | 加齢性筋減弱症 (サルコペニア)の理解とグループ学習 | 加齢性筋減弱症 (サルコペニア)の理解を深めるとともに、どのような取り組みが必要なのかを話し合う |
第7回 | 加齢性筋減弱症 (サルコペニア)予防のための椅子を用いた運動実践 | 加齢性筋減弱症 (サルコペニア)を軽減するための椅子を用いた簡単な運動実践を理解する |
第8回 | まとめと論議 | これまでの計測と健康との関連について論議する |
指定なし
指定なし
講義資料を配布します.
レポート課題合計80点,授業での積極性(実習や論議)20点の合計100点とする.
特になし