2016年度 グローバル理工人概論 1   Advanced Course for Global Scientists and Engineers

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開講元
広域教養科目
担当教員名
HOPE THOMAS EDWIN 
授業形態
講義 / 演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金9-10(S223)  
クラス
1
科目コード
LAW.X201
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2016年9月29日
講義資料更新日
2016年9月21日
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

概要:世界のグローバル化に伴い、キャリアの形成に関しても、グローバルな視点を養うことが求められる。科学者・技術者には、グローバル化する世界の中で働き、問題解決に取り組むための知識と技術が求められる。「グローバル」とは、国家間のつながりを理解 し、異なる文化のなかに相違点と類似点を認めることを意味する。本講義では、客観的及び主観的なデータの収集と分析に重点を置いたグループワークを通じて事例研究を行う。本講義は、グローバル理工人概論1~4に分かれている。グローバル理工人概論1は欧米編、グローバル理工人概論2と3はアジア編、グローバル理工人概論4はタイのチュラロンコン大学との共同講義である。

ねらい:グループワークを通じ、1) 異文化理解を深め、2) 現代社会で我々に影響を与えている相関的な問題について学び、3) 国際性を高め、4) グローバルに活躍するための能力の基礎を身に着ける。

到達目標

科学者・技術者として知っておくべき世界の問題について知識を深めるために必要な以下のようなスキルと経験を獲得する。
1.データを収集しその信頼性を測る。
2.複数の意見を調整し、方向性を確定し、合意形成を図る
3.問題に対し批判的な視点を持つ
4.英語で調査や議論を行う。

キーワード

グローバル・サイエンス、グローバル・エンジニアリング、社会の諸問題

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

導入のための全体講義の後、グループワークを通じデータの収集と分析を行う。予習としてオンライン、オフラインでデータ収集をすることが望ましい。講義には、データ収集を助け研究対象を絞り込むためのアシスタントが参加する。グローバルな視点を養うためにグループで協力して発表やレポート作成を行うため、チームワークを重視した授業参加が求められる。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ヨーロッパ・北米の文脈におけるグローバルな意識の導入。問題分析と調査スキルの入門。 グローバルな問題とそれらを学ぶ意義を理解する
第2回 グループワーク: インタビューやディスカッションを通じたテーマの選択。 複数の選択肢から適切な問題を選択する。実現可能な研究計画を立ててテーマを絞り込む。インタビュー調査実施準備にむけて適切な学術論文2本を選ぶ。
第3回 グループワーク: データを使ってテーマの理解を深める。 客観的データと主観的データの違いとそれぞれの有用性を理解する
第4回 第一回調査報告: 研究対象の絞り込み。 調査経過を適切な様式で報告する。プレゼンテーションへのフィードバックに応答する。
第5回 グループワーク: データ分析 前回の調査報告で挙がった問題点を解決する。収集したデータの正しい引用方法を理解する。
第6回 グループワーク: データ分析と発表準備 実現可能なスケジュールでレポートとプレゼンテーションを準備する。
第7回 グループごとの作業 データ分析を完了し、最終レポートにまとめる
第8回 最終報告と総括 分析結果からの発見を要約して報告する。質疑応答。

教科書

なし。

参考書、講義資料等

授業時に適宜配布


成績評価の基準及び方法

グループワーク(20%), 報告執筆(30%), 個人エッセイと毎週の活動記録(30%), グループプレゼンテーション(20%)

関連する科目

  • LAW.X101 : グローバル理工人入門

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

英語でのグループワークを遂行出来る英語力

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