2016年度 クリエイティブ表現論   Approaches to Creative Expression

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開講元
広域教養科目
担当教員名
野原 佳代子  津田 広志 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
LAW.X316
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

「知性」「教養」とはたんなる知識ではなく、「知恵」であり「本質の理解」である。また、社会に対して、明確な自己表明ができることでもある。その方法として「編集的思考」を紹介する。教員は、編集者であり、編集的思考をつかって知恵の本質の学び方を示す。
この授業は、科学の背景にある文化価値について学び、理工人の「教養」を身につけることをねらいとする。

到達目標

編集的思考を学ぶ

キーワード

編集的思考

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

世界史のなかで、きわめて重要な古典、カント『啓蒙とは何か』(文庫本30ページ分)と岡倉天心 『茶の本』(第1、2章 計35ページ分)を読み、違った角度から討論し、各自の意見を最終日に発表する。2016年の今、この古典から何を学ぶか。くわえて科学の背景にある文化の本質を考察します。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 第1回 カント『啓蒙とは何か』(1784年)を読み、論議。
第2回 第2回 岡倉天心 『茶の本』(1906年)を読み、論議。
第3回 第3回 2つの論文を比較検討しながら、編集的思考をつかって、各自の意見を口頭で発表する。

教科書

カント『永遠平和のために/啓蒙とは何か』中山元訳 光文社古典新訳文庫 
岡倉天心『茶の本』講談社学術文庫

参考書、講義資料等

津田広志『リ・クリエイティブ表現術』(新水社)

成績評価の基準及び方法

授業の中の発言、プレゼテーションで評価となります。

関連する科目

  • LAW.X314 : メディア編集デザイニング

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

事前に該当論文を読んでおくこと。

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