国立大学法人 東京工業大学

講義の概要とねらい

本科目は、社会人としての業務活動により、修士課程学生が満たすべき Graduate Attributes (GA)をすでに修得している学生に対して、単位及び当該GA (GA0M 及び GA1M) を認定する。実務経験は現在まで継続しているもの、過去の勤務先におけるものを問わない。GAの内容に鑑み、企業等においておおむね2年以上の実務経験を持つことを原則とする。ただし、実務経験がこれに満たない場合であっても、既にGAを満たしている経験・実績があると認められる場合にはこの限りでない。本科目は1単位を付与する。

到達目標

これまで及び現在の社会人業務活動の経験・実績に基づき、修士課程学生が満たすべきGAをすでに修得していること。

キーワード

リカレント研修

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

授業の進め方

本科目での単位取得の対象と考えられる社会人としての経験・実績例は以下のとおり。

・企業内でのビジネス等の実務実績
・標準化関連の活動実績(※)
・公開イベント等の担当歴
・学会における発表実績(※)
・学会活動、国際会議の実行委員等の役歴
・学術論文、解説記事等の執筆実績(※)
・特許出願の実績(※)
(※)「講究」と重複履修にならないこと。

履修を希望する学生は、まず地球惑星科学コースのキャリア科目担当教員に連絡し（メールアドレスは以下の「連絡先」を参照）、本科目の履修申請書の様式を受け取る。履修申請書では、社会人としての経験・実績のなかでGA0M及びGA1Mのそれぞれをどのように修得したのかを具体的に説明すること。

作成した履修申告書は、指導教員を経由してキャリア科目担当教員に提出する。履修申告は本科目の単位取得を認定されてから行うこと。

授業計画・課題

教科書

なし

参考書、講義資料等

なし

成績評価の基準及び方法

学生が提出する履修申請書に基づき、GA0M 及び GA1Mを既に修得していると客観的に認められるか否かを評価する。本科目では点数評価はせず、合格/不合格の判定とする。

関連する科目

• なし
• なし

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

社会人として実務の経験を有することが必要である。本科目の履修を希望する学生は、まずは地球惑星科学コースのキャリア科目担当教員にその旨を申告すること。履修申告は単位取得を認定されてから行うこと。地球惑星科学コース所属学生のみ履修可とする。