2022年度 修士キャリア構築ロールモデル D   Master's Career Development Role Models D

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
キャリア科目
担当教員名
和泉 章  原田 裕介  山本 佳世子  秋山 智紀  菅野 一義  藤原 洋  吉村 譲  青木 雅博 
授業形態
講義    (ライブ型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木7-8  
クラス
D
科目コード
LAC.M511
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2022年9月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

本科目は、起業経験者、大企業勤務経験者、経営コンサルタント、外資系企業、公的機関など多彩な職業分野の第一線で活躍する講師が、これまで経験してきたキャリアの概要、係わってきた主なビジネスを紹介するとともに、そのなかで印象に残ったことや、困難を克服した経験、就職や主なキャリアの転換点において進路を決断した理由等について講義を行う。

本科目のねらいは、講師の関係する分野が受講学生の専門分野や関心のある分野であるか否かにかかわらず、講義内容から受講学生が将来の自らのキャリア構築のロールモデルとなることを見出し、各自の視点で参考になることや教訓を見出していくことである。したがって、受動的に講義を聞くのではなく、受講学生から講師に対して活発に質問し、それぞれの自己のキャリア構築に役立てる意識と意欲を持つことが必要である。

本科目は、3Qと4Qにそれぞれ開講する。授業を行う講師は異なるので、講師を確認した上で、学生自身の履修計画も考慮して履修すること。

本科目は、2021年度開講の「知識集約型キャリア開発」を科目名変更している。

到達目標

本科目を履修することによって以下を修得する。
1)多様な産業界で活躍している方々から携わったビジネスやキャリアについての実体験を聞くことで、そのなかから自らの将来のキャリア構築のロールモデルとして活かせる教訓を得ることができる。
2)特徴あるキャリア、プロフェッショナルな活動に関する情報に触れることで、将来のキャリア関する視野を拡大し、キャリア構築のための自己研鑚の方向性などを具体的にイメージできるようになる。

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
通常のコース授業ではカバーできない広範な職業分野の第一線で活躍する講師が、自己の実務経験に基づくビジネス展開、キャリア構築について講義を行う。

キーワード

キャリア構築、ロールモデル、起業経験者、大企業勤務経験者、経営コンサルタント、弁護士・弁理士、スタートアップアクセラレーター、外資系企業、公的機関

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回異なるキャリアを歩んでいる経験者から講義を聴く。
本科目は、ZOOMによるリアルタイムで双方向性を有した直接的指導型のライブ授業を実施する。したがって、学生は毎回の講義をリアルタイムで受講することが必要である。

オンライン講義の質を確保するために以下の取り組みを行う。
①説明には実例や図表を多用したスライドを用いるなど集中力を持続できるようにする。
②受講学生の将来の進路が多様であることを踏まえ、ZOOMの投票機能の積極的活用や、口頭又はチャットによる質問時間を設けるなど履修学生からも積極的な情報発信を求めることで、学生の集中力を持続できるようにするとともに、他の学生の考え方についても理解がより深まるようにする。
③毎回の授業において課題を課し、レポートの作成・提出を求める。レポートの課題は、講義内容を踏まえて履修学生が、将来のキャリア構築につい自分で考える内容とすることで、講義内容がより深い定着するだけでなく、レポートの作成能力を高め、さらに、将来、学生が読み直すことでキャリア構築に活用できる備忘録となるようにする。
④提出されたレポートのなかで履修学生が共有すると参考になる内容をピックアップし、後日、必要に応じて講師のコメントを付けた上で受講学生に対してフィードバックを行うことで、同じ講義を聴いた他の学生が何を考えたかを理解し、さらに深い学習効果が得られるようにする。

※講義順及び講義内容は変更されることがある。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 原田 裕介 アーサー・ディ・リトル・ジャパン マネージングパートナー日本代表 講師のこれまでの仕事内容やキャリアパスを理解し、そのなかから自分の将来のキャリア構築に向けてロールモデルとして参考になることを見出し、それに対する自らの考えを持つ。
第2回 山本 佳世子 日刊工業新聞社論説委員 ・編集局科学技術部編集委員 講師のこれまでの仕事内容やキャリアパスを理解し、そのなかから自分の将来のキャリア構築に向けてロールモデルとして参考になることを見出し、それに対する自らの考えを持つ。
第3回 秋山 智紀 GTIC(Global Techno Innovation Cafe)代表幹事、日本MITベンチャーフォーラム メンター 講師のこれまでの仕事内容やキャリアパスを理解し、そのなかから自分の将来のキャリア構築に向けてロールモデルとして参考になることを見出し、それに対する自らの考えを持つ。
第4回 菅野 一義 独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)対日投資部次長 講師のこれまでの仕事内容やキャリアパスを理解し、そのなかから自分の将来のキャリア構築に向けてロールモデルとして参考になることを見出し、それに対する自らの考えを持つ。
第5回 藤原 洋 株式会社ブロードバンドタワー代表取締役会長兼社長 講師のこれまでの仕事内容やキャリアパスを理解し、そのなかから自分の将来のキャリア構築に向けてロールモデルとして参考になることを見出し、それに対する自らの考えを持つ。
第6回 吉村 譲 チームラボ株式会社取締役 講師のこれまでの仕事内容やキャリアパスを理解し、そのなかから自分の将来のキャリア構築に向けてロールモデルとして参考になることを見出し、それに対する自らの考えを持つ。
第7回 青木 雅博 株式会社日立製作所 理事・グローバル環境統括本部 グローバル環境事業本部 環境事業本部(日本) デジタルグリッドプロジェクトリーダ 講師のこれまでの仕事内容やキャリアパスを理解し、そのなかから自分の将来のキャリア構築に向けてロールモデルとして参考になることを見出し、それに対する自らの考えを持つ。

教科書

無し

参考書、講義資料等

無し

成績評価の基準及び方法

毎回の授業で課題が出され、それに対するレポートの提出が求められる。
提出期限までに提出されたレポートについて、課題に対してどれだけ深く考察され、考察の結果が十分に記述されているかについて各授業同一のウェイトで評価する。

関連する科目

  • LAC.M401 : 修士キャリア構築基礎
  • LAC.M413 : 修士キャリアデザイン演習
  • LAC.M527 : 社会・ビジネスのルールと倫理

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

授業は日本語で行われるので、その内容を理解できる日本語力が必要である。(レポートは、日本語でも英語でも可。)

その他

この科目に対応するGAは、GA1M である。

イノベーション人材養成機構(IIDP)で開講されているキャリア科目一覧は下記URLを参照のこと。
(https://www.titech.ac.jp/student-support/students/life/career-education)

このページのトップへ