2019年度 修士キャリアデザイン C   Master's Career Design C

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開講元
キャリア科目
担当教員名
秋葉 重幸  中島 丈雄  秋山 智紀  臼井 一雄 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水5-6(W531)  
クラス
C
科目コード
LAC.M401
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2019年4月1日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義は、修士課程の学生が、今後のキャリアを考える際のベースを提供することを目指したものである。博士後期課程への道を歩むもの、産業界に就職するもの、どちらにおいても将来の自身のキャリアを想定した上で、その流れの中に位置づけて次のステップを考えることが重要である。特に現代においてはそれらをグローバルスケールで考えることがきわめて重要である。世界におけるグローバルプレーヤーとしての研究者・技術者の社会における意味について考える。さらにアカデミアおよび産業界における研究者・技術者に求められる資質、適性の考え方、などについて学び、自身に適した将来のキャリアを考えるきっかけを与える。さらに学生には情報が不足している国内外の産業界における技術の役割、研究者・技術者の活動の実態、企業における人材のマネジメントおよび求められている人材像などについて講義するものである。とは言いながら、具体的な就職活動のあり方などにも適宜触れながら講義を進める。

到達目標

・自分のキャリアを考える際の視点、思考プロセスが理解できるようになる。
・博士後期課程への進学と産業界への就職の意味を理解することができるようになる。
・グローバルビジネス環境の中での研究者・技術者だけでなくビジネスの実態について理解できる。
・アカデミア、産業界を問わず、また、国内企業・外資系企業を問わず、現代に求められれている技術者・研究者人材像について理解する。
・産業界における技術の役割、技術系人材の活躍の場の実態などについての概略を理解する。
・正しい就職活動のあり方について理解する。

キーワード

アカデミア、産業界、Global Player、Innovator、Inventor、Innovation、キャリアパス、研究開発組織、保有技術、求められる人材像、博士、外資系企業、インターンシップ、就職

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

・毎回の講義パワーポイントを利用し、多くの実例など図表を多用して理解しやすい講義を展開する。
・毎回の講義でfeedback card により講義に対するコメントなどを把握する。
・毎回の講義において簡単な課題を課しその場でfeedback card への記載を求め、講義のポイントの理解を深め、それに対して各自が自分の考えをまとめることを刺激する。
・毎回の講義でfeedback cardに課題への回答とその日の講義内容に対するコメントを求め、評価に反映させる。
・第1回~第7回は90分授業であるが、第8回だけは約45分の講義とする。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 Global Playerへの進化(その1):Global化への対応と多様性の受け入れ 講義の中で提示
第2回 Global Playerへの進化(その2):Business環境の大変化とあなたが直面するリスク 講義の中で提示
第3回 Global Playerへの進化(その3):グローバル時代のコミュニケーションとMisfits 講義の中で提示
第4回 キャリアデザイン:キャリアを考えるとは、企業における技術系人材の仕事・求められる人材像、企業を取り巻く産業構造の変化、アカデミアと産業界における技術の捉え方の違い、博士後期課程の進学と企業への就職 講義の中で提示
第5回 外資系企業で働くということ: 日本における外資系企業の現状、採用プロセス、人材マネジメント、外資系企業で働くことの意味 講義の中で提示
第6回 外資系企業の実態:外資系企業2社からゲストスピーカを招待。 講義の中で提示
第7回 就職活動の実際; 就職先決定までの流れ、企業選択のポイント、最近の産業界の理解へ向けて、インターンシップの有効性、博士の就職活動のポイント、 講義の中で提示
第8回 全体のまとめとディスカッション 講義の中で提示

教科書

市販教科書は使わず、担当教員が用意した内容を毎回講義資料としてOCW-iにアップする。

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

・毎回のFeed back cardに記載した課題への回答、講義内容に対するコメント・感想の内容

関連する科目

  • テクノロジーマネジメント実践論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

日常会話レベルの日本語理解力

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