2019年度 クリティカルシンキング   Critical Thinking

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
キャリア科目
担当教員名
RICINSCHI DAN  GONZALES HAZEL BANTOLINO 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木5-6(W541)  
クラス
-
科目コード
LAC.C648
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2019年10月15日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

 「クリティカルシンキング」では、参加学生が、意見を表明し意思決定を行えるようにするだけでなく、自己の立場の明確化、そして自分の専門分野の範囲内または範囲外で他者の考え方の位置付けを理解し反映させて合理的な評価を行うための能力の強化と養成を行う。講義では意見を述べる際に、私たちの世界の現実を評価するために使用 される言語であっても高い基準精度での配慮の必要性が強調される。
自分の考えを議論の形式の中で伝えるること、すなわちすべての主張が適切な理由と証拠で守られることを要求することの利点が、講義の中で概説されるでしょう。帰納法や控除法などの科学的調査へのさまざまなアプローチについての議論や、科学研究から得られた例を含む、批判的思考の障壁となる論理的誤りの発表も含まれています。 さらに、このコースでは、特に条件付きおよび因果関係を正しく評価することに関して、生徒が自分のピアの考えや意見に直面したときに正しい質問をする方法を教えるとともに、自分自身を正しく守るすべを伝えます。 これらにより、問題とその解決方法を特定するリテラシーが得られます。
また書面と口頭コミュニケーションの両タイプの議論において、指摘、矛盾、および省略による曖昧さにより生じる、証拠の欠如、弱点を避けるための方法論を学習します。

到達目標

このコースの終わりまでに、学生は:
1.自分の専門分野の内外において、社会の中で自らの適切な機能を実現するための「クリティカルシンキング」の重要性を理解する。
2.自分や他人の両者にとって、有効かつ良好な認識能力を強化する。
3.批判的思考の失敗を避ける事により、最適なアクションの実現が防げられることがないようにする。
4.社会にとって価値のあるさまざまな分野で知識を拡大し進歩を進めることが期待される職業に従事した時に、または後進をそのように訓練する場合に、以上の諸項目をよりよく実践できるようにする。

キーワード

クリティカルシンキング、 批判的思考 、主張、証拠、議論、論理的なサポート

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

このクラスへの参加者数は、「修士CT」受講者と併せて、講義運用に適切な人数に制限する予定です。そのために必要であれば、授業中に一定レベルの生徒 - 講師間のコミュニケーションを可能にする(英語)レベルかを基準にして、選抜が行われるかもしれません。
講義は年に一回第3Qに供されます。大岡山キャンパスで英語で開講され、1単位分8週間の講義です。
各クラスの主な形式は、授業の講義を聞くだけでなく、演習課題に回答すること、つまりインストラク ターによって与えられる作文の宿題の提出も評価の対象となります。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 9月26日(木)、13:20-14:50、大岡山 W541 クリティカルライティングの重要性と役割 一般的な社会生活及び自分が選んだ専門分野の領域において、自主性を確保するために求められる批判的思考の重要性を理解する。
第2回 10月3日(木)、13:20-14:50、大岡山 W541 クリティカルシンキングの前提条件としての、適切な言語を使用することによる意味の明確化。 正確に概念を定義すること、曖昧性を避けること、及び明確化努力の重要性を学ぶ。
第3回 10月17日(木)、13:20-14:50、大岡山 W541 言説と議論の基本。 議論の構成要素、およびどのように議論を他の種類の論理的な会話と区別するかを考える。
第4回 10月24日(木)、13:20-14:50、大岡山 W541 議論の妥当性と受容性を評価す る。 議論の結論を受け入れるためには、どのような条件が必要であるかを議論の中での論理性の視点より評価する。
第5回 10月31日(木)、13:20-14:50、大岡山 W541 特定の種類の議論的談話Ⅰ;  科学技術における例示と重要性。 議論の受容性が必要な時の、妥当性と納得性を強調するための正しい専門用語の使用法1。
第6回 11月7日(木)、13:20-14:50、大岡山 W541 特定の種類の議論的談話Ⅱ;  科学技術における例示と重要性。 議論の受容性が必要な時の、妥当性と納得性を強調するための正しい専門用語の使用法2 。
第7回 11月14日(木)、13:20-14:50、大岡山 W541 社会問題とその解決策に重点を置いて、トピックに正しい位置付けを与えることまたは最適な行動を実行することを妨げる可能性が生じるクリティカルシンキングの誤適用の問題を考える。その回避方法を述べる。 どのようにして正しいポジションを形成することが出来るのか、クリティカルシンキングの誤りに落ちいる危険を避けて最適な行動を実現する方法。
第8回 11月21日(木)、13:20-14:05、大岡山 W541 用語と概念の実用化 (学生活動) 議論を行うことにより、より理解度を高める

教科書

無し

参考書、講義資料等

A Practical Guide to Critical Thinking by David A. Hunter

成績評価の基準及び方法

演習課題の提出(80%)、授業への参加と貢献度(20%)

関連する科目

  • 無し

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

無し

このページのトップへ