2019年度 研究と社会貢献 C   Social Contributions through Research C

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開講元
キャリア科目
担当教員名
柏木 孝夫  山中 浩明  髙田 潤一  赤木 泰文 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等 (大岡山, (未定), Ookayama Campus, (To be announced))  
クラス
C
科目コード
LAC.M537
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2019年9月17日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 大学が果たすべき役割は、教育・研究にあることは言を待たないが、併せて社会への啓蒙活動もその重要な責務のひとつである。科学・技術者の研究成果の社会への移転と言うプロセスの一環として、国や公共団体での審議会委員や、著作・ジャーナリズム関連での「啓蒙」活動に係る人材を供給するのも本学の責務の一部である。しかしながら、これらの活動には当然の事ながら配慮すべき点も多数ある。審議会委員および国際学会活動の経験を有する教員による事例紹介を基に、研究と社会貢献及び公平性/利益相反の問題を議論する。

到達目標

 「エネルギー」「防災」「情報通信」「科学政策」といった分野に関わる審議会委員および国際学会活動の経験を有する教員による事例紹介をお願いし、当該分野における科学と社会の関わりに関する問題の所在を理解する。次に、得られた知見を基に、研究者の立場から見た公平性/利益相反の問題を学生どうしで議論する。この授業を通じて、科学技術の社会貢献の有り様について、自身独自の見解を持てるようにする。

キーワード

研究成果の社会への移転、社会貢献と啓蒙、科学・技術と社会との関係性、科学論、科学倫理

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

 各教員の講義とも、授業10日以上前までに取り上げる話題に固有の問題について、事例紹介資料をOCWi に掲示する。各受講生は関連する分野の課題について事前にこれをもとに予習し、講義前日までにレポートに纏めて提出する。
講義当日は、教員より前半説明を受け、後半受講学生どうしで公平性/利益相反の問題について議論を行う。更にこれらの問題点を通じて当該問題と科学との関わりについて纏め、事例紹介者に対して質問を行う。
4回程度の集中講義形式であり、各回とも1.事前に課題を提出、2.教員講義、3.学生・教員による議論、の形式で講義を進める。(評価に際し、課題提出が教員の講義前に求められていることに注意!)
※受講人数最大60名までとすることあり。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 10月8日(火)第1~2限 大岡山 S518 【柏木】エネルギー分野における科学技術と社会貢献(1) 事例紹介に基づく課題の理解と事前レポートの作成。
第2回 10月8日(火)第3~4限 大岡山 S518 【柏木】エネルギー分野における科学技術と社会貢献(2) 本文野に関連する問題に対する意見交換。
第3回 10月15日(火)第1~2限 大岡山 S518 【高田】情報通信分野における科学技術と社会貢献(1) 事例紹介に基づく課題の理解と事前レポートの作成。
第4回 10月15日(火)第3~4限 大岡山 S518 【高田】情報通信分野における科学技術と社会貢献(2) 本文野に関連する問題に対する意見交換。
第5回 11月12日(火)第1~2限 大岡山 S518 【山中】防災分野における科学技術と社会貢献(1) 事例紹介に基づく課題の理解と事前レポートの作成。
第6回 11月12日(火)第3~4限 大岡山 S518 【山中】防災分野における科学技術と社会貢献(2) 本文野に関連する問題に対する意見交換。
第7回 11月19日(火)第1~2限 大岡山 S518 【赤木】国際学会における科学技術と社会貢献 事例紹介に基づく課題の理解と事前レポートの作成。
第8回 11月19日(火)第3~4限 大岡山 S518 【赤木】まとめと総合討論 議論を行うことにより、より理解度を高める

教科書

無し。

参考書、講義資料等

無し。

成績評価の基準及び方法

講義への参加(59%)と議論の貢献度(41%)で評価。

関連する科目

  • 他のキャリア科目

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

無し。

その他

4回の集中講義形式であり、各回とも
1.事前に課題を提出
2.教員講義
3.学生・教員による議論
の形式で講義を進める。
(評価に際し、課題提出が教員の講義前に求められていることに注意!) 

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