「サイエンティフィック コミュニケーション(SC)」は、学生の実践的なコミュニケーションスキルと効果的なライティングスキルに焦点を当 てつつ、科学トピック全般に関連するコミュニケーションスキルを育成することを目標としています。そのために、効果的に自分の研究を伝え る方法、また、様々な聴衆に科学的なデータを伝達するための幾通りかの方法を教授します。 コースは、別途開講される「テクニカルディスカッション(TD)」と「テクニカルライティング(TW)」のクラスを補完することを意図して います。「SC」によってカバーされるトピックの一部はTDとTWのための入門的話題であり、一部はTD・TWからの発展的話題により構成され ています。従って、TD・TWを履修した/或いはこれから履修しようと考えている学生にとっても、本講義を履修することにより、さらなるコ ミュニケーション力の向上を期待することができます。
コースの終わりまでに、以下の能力を身につけさせます。
- 科学論文を読む事に慣れる
- 科学的データの効果的な伝達方法を学ぶ
- 自信を持って、効果的に聴衆に接する
- 様々なタイプの観客に対して講演する
科学的報告、科学論文、書面コミュニケーション、オーラルコミュニケーション
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
本クラスは「write⇨speak⇨communicate」のパターンで講義を進める予定なので、授業遂行のために各学生の参加と貢献が求められます。 ライティング及びクラス参加者との相互作業を通じて、科学的報告実技の練習を行います。また、ショートリーディングの割り当てや演習課題 が課されますので、各学生からの積極的寄与が求められます。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | コースオリエンテーション | - |
第2回 | 科学的分析方法についての復習 ‒科学的方法及び科学論文の構造 | 科学者たちの仕事の仕方を通じ、どのようにして彼らは自分の成果を報告しているのかを学ぶ |
第3回 | 効果的な科学的コミュニケーションのための戦略 ‒実験データを報告するための方法 ‒書面、口頭コミュニケーションにおける“べし&べからず”集 | 重要な科学的発見を発信するために効果的な様々な テクニックや方法を学ぶ |
第4回 | オーラル・コミュニケーションの実践 ‒ 科学的問題の議論 ‒ 視聴者の分類 | 様々な種類の聴衆に対して研究成果を伝える方法を学ぶ |
第5回 | 科学分野におけるオーラルコミュニケーション力の強化 | オーラルプレゼンテーションを行う際の、内容面、および言語面での最適化方法を学ぶ |
第6回 | 科学分野における書誌コミュニケーション力の強化Ⅰ | ライティングにおいて、成果を効果的に伝え確信さ せる方法を学ぶ:内容面の最適化 |
第7回 | 科学分野における書誌コミュニケーション力の強化Ⅱ | ライティングにおいて、成果を効果的に伝え確信さ せる方法を学ぶ:内容面および言語面の最適化 |
無し
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講義での貢献40%、演習課題の評価60%
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iidpinfo[at]jim.titech.ac.jp
(予約制)月曜日の14.00から16.00