H29年度 科学者の倫理(修士) C   Ethics of Scientists (Master Course) C

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開講元
キャリア科目
担当教員名
札野 順  羽鳥 好律 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
水1-2(W541, W611, W621)  
クラス
C
科目コード
LAC.M521
単位数
1
開講年度
H29年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
H29年9月10日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 広義の「科学者」(所属する組織を問わず、新しい知識を生み出したり、それを利活用する専門職業者)が重視すべき価値について考察するとともに、具体的事例の検討及びe-learning等を通して、「責任ある研究活動(Responsible Conduct of Research)」、「疑わしい研究活動(Questionable Research Practice)」、「研究不正(Research Misconduct)」等の基本概念を理解する。また、倫理問題に関する感受性を高めるとともに、「セブン・ステップ・ガイド」等の倫理的意思決定のための手法について学び、倫理的問題解決のためのスキルを修得する。加えて、事例の分析を通して、研究不正が起こる要因について考察し、不正等が起こらないようにするための「研究倫理プログラム」を具体的に設計するために必要な知識・能力を修得する。

到達目標

1)「責任ある研究活動(Responsible Conduct of Research)」、「疑わしい研究活動(Questionable Research Practice)」、「研究不正(Research Misconduct)」等の基本概念を他者に具体例をあげながら説明できる。
2)指定されたCITI Japan内の単元の修了により、基本的知識を持っていることを示すことができる。
3)セブン・ステップ・ガイド等を使って、倫理的問題の解決方法を提案できる。
4)研究不正が起こる要因について、具体的事例を示しながら、説明できる。
5)研究倫理プログラムの必要性について、他者に説明できるとともに、自らの研究環境に即したプログラムを提案できる。

キーワード

科学者の行動規範、責任ある研究活動(RCR)、疑わしい研究活動(QRP)、研究不正(Misconduct)、研究倫理プログラム

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
-

授業の進め方

基本的に、グループ・ディスカッションやその成果の発表等、能動的学習(アクティブ・ラーニング)形式で行うので、講義への出席及び積極的参加は、単位取得のために不可欠である。また、e-learningと討議を併用したハイブリッド型e-laerningも活用する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 9月27日(水)、9:00-10:30、大岡山W541 1)ガイダンス(講義内容、課題等) 2)東工大における研究者の行動規範、その他、コンプライアンスプログラムの紹介 3) 研究不正事例に関するビデオ視聴 「東工大における研究者等の行動規範」および日本学術会議「科学者の行動規範」の精読
第2回 10月4日(水)、9:00-10:30、大岡山W541 1)科学者が重視すべき価値に関する解説 2)研究倫理プログラムに関する解説 調査する研究倫理プログラム(機関)の決定
第3回 10月11日(水)、9:00-10:30、大岡山W541,W621 1)研究不正事例に関するグループ討議1 2)研究不正事例に関するビデオ視聴(ベル研究所) 3)研究不正事例に関するグループ討議(ベル研究所) ベル研究所における論文捏造事件に関する調査
第4回 10月18日(水)、9:00-10:30、大岡山W541 1)東工大における各種規範・規則等、研究室の安全確保、剽窃チェックアプリ使用法 2)デュアルユース問題に関する解説 3)デュアルユース問題に関するグループ討議 The Labを使った自己学習結果に関するレポート提出
第5回 10月25日(水)、9:00-10:30、大岡山W541,W621 1)優れた研究・開発(Good Work)に関する事例発表 2)Good Workに関するグループ討議 3)RCR教育に関する解説 CITI Japan 修了書の提出
第6回 11月1日(水)、9:00-10:30、大岡山W541 1)研究不正に関するビデオ視聴(韓国ES細胞事件) 2)倫理プログラム及び研究不正に関するグループ討議 研究倫理プログラム原案の提出
第7回 11月8日(水)、9:00-10:30、大岡山W541 1)研究倫理プログラムの発表及び討議 2)東工大における研究倫理のあり方に関する討議及び発表 研究倫理プログラムの評価表提出 研究室の研究倫理プログラムの提出

教科書

日本学術振興会、『科学の健全な発展のために-誠実な科学者の心得-』、丸善、2015年
(PDF版は、https://www.jsps.go.jp/j-kousei/data/rinri.pdf から入手可能。英語版もある。)

参考書、講義資料等

CITI Japan
日本学術振興会 e-learning
日本科学技術振興機構 The Lab 日本語版 
日本学術会議 「科学・技術のデュアルユース問題に関する検討報告 」 

成績評価の基準及び方法

1)レスポンス・シート等の課題(30%)
2)研究倫理プログラムに関する課題(30%)
3)CITI Japan(30%)
4) 講義への貢献度(10%)

関連する科目

  • 他のキャリア科目
  • 文系エッセンス2:科学技術倫理
  • 科学技術倫理A
  • 科学技術倫理B
  • 科学技術倫理C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

各コース提供の「科学者・技術者の倫理」科目履修者は、本科目受講の必要はない。

連絡先(メール、電話番号)

fudano.j.aa@m.titech.ac.jp iidpinfo@jim.titech.ac.jp (氏名・所属を記して連絡のこと)

オフィスアワー

水曜日 9:00-10:30, 15:00-17:00

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