学校現場での授業改革の事例研究を行う。そのために必要な基本的な理解の形成や、事例研究を蓄積することで授業改革についての高度な理解を形成する。
授業改革の事例研究を行うことを通して、授業改革研究における理論と実践の探究を融合し、授業改革についての高度な理解を形成する。
教師の専門性、専門性開発、専門家共同体、事例研究、授業改革
✔ 専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講義、事例研究、フィールド・ワーク、グループ・ワーク
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 授業改革の事例研究の理論 | 事例研究を通じて、概念と理論について説明することができる。 |
第2回 | 授業改革の事例研究の実践 | 同上 |
第3回 | 授業改革の事例研究1―授業内容の高度化― | 同上 |
第4回 | 授業改革の事例研究2―協同的な学びと真正の学び― | 同上 |
第5回 | 授業改革の事例研究3―学びの評価― | 同上 |
第6回 | 授業改革の事例研究4―カリキュラムの批評― | 同上 |
第7回 | 授業改革の統合的な理解―理論と実践の融合― | 同上 |
文部科学省、『中学校学習指導要領』、『高等学校学習指導要領』、中学校・高等学校の複数の教科書。
高橋浩・金田健司(編)、2019、『教育の本質と教師の学び』、学文社。
鈴木悠太、2018、『教師の「専門家共同体」の形成と展開―アメリカ学校改革研究の系譜―』、勁草書房。
鈴木悠太、2022、『学校改革の理論―アメリカ教育学の追究―』、勁草書房。
Yuta Suzki, 2022, Reforming Lesson Study in Japan: Theories of Action for Schools as Learning Communities, Routledge.
佐藤学、2015、『専門家として教師を育てる―教師教育改革のグランドデザイン―』、岩波書店。
最終レポート:50%(授業改革についての高度な理解の形成)、平常点評価:50%(授業の到達目標の達成のための授業への参加度と授業内の小レポート(事例研究)の作成)。
・科目等履修生の場合は、教務課に事前申請する前(7月中)に上記連絡をとること。本授業で受け入れる科目等履修生は、本学卒業生のみとする。
yutasuzuki[at]ila.titech.ac.jp
授業日程は、3Qと4Q中の授業改革に関するフィールドワーク(2回分)と、その成果発表を含む集中講義2/19(日)8:50-17:05です。
場所は、西9号館7階の706号室を予定しています。
フィールドワークの詳細については3Qの初めにT2SHOLAを通じて連絡しますので、そちらでご確認ください。