工業教育の役割と目標・内容、戦後の工業教育の現状(生徒や学校の実態・課題等を含む)について学ぶ。また、実験・実習を含めた基本的な教材作成、授業実践の方法や留意点について学ぶ。さらに、「工業」と「環境」の関わりや「科学技術高校」の教育課程についても考える。
高等学校学習指導要領およびその解説「工業編」に基づき、工業教育の目標・内容・留意事項を理解し、実験・実習を含めた教授法の基礎を学び、それらを実践できる。また、現在の「工業教育」が抱えている問題点を理解し、その解決に積極的に取り組もうとする。
・教職課程コアカリキュラム(情報機器及び教材の活用を含む。)の目標(1)と目標(2)の全項目
工業科教育,ものづくり
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
集中講義(5月下旬から7月中旬までの土曜日)を中心を行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 工業教育の歴史と課題 | 毎回の授業内容に関して自ら復習し習得を確実なものとすること。 |
第2回 | 学習指導要領の意義と改訂の歴史 | 同上 |
第3回 | 高等学校学習指導要領 総則と必履修科目等 | 同上 |
第4回 | 高等学校学習指導要領「工業」とその解説 | 同上 |
第5回 | 工業高校のカリキュラムを編成する | 同上 |
第6回 | 「工業環境技術」の位置づけと必要性 「AP (advanced placement)プログラム」とは? | 同上 |
第7回 | 科学技術高校の教育について考える | 同上 |
高等学校学習指導要領
授業ごとにプリントを配布する。
高等学校学習指導要領「工業」解説
授業中のディスカッション及び小レポート・中レポートで評価する。定期考査は行わない。
教育基礎,発達と学習I,発達と学習II
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