2022年度 数学科教育法II   Method of Teaching Mathematics II

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開講元
教職科目
担当教員名
永原 健大郎  松田 稔樹 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等 (W9-607)  
クラス
-
科目コード
LAT.M102
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2022年4月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

・本講義は,日常生活に関連した答えのない問題に対して,数学を用いて探究する活動を取り扱う。
・また、テストでは測ることの難しい探究的活動の評価方法について検討する。

到達目標

教職課程コアカリキュラムの (1)-1)3)5)の到達目標を関連づけて,以下のように扱う。
・「課題学習」など数学的活動を中心とした単元や,「データ分析」など確率・統計分野の単元で,日常生活に関連した答えのない問題等の解決に数学を活用するための探究的活動のための教材の設計法や指導法を修得する。
・テストで測ることが難しい探究的活動の学習の成果について,評価の観点や方法について修得する。
・上記と関連づけて,探究的活動で発展的内容を自学自習するために必要な数学的な見方・考え方の指導や評価についても修得する。

キーワード

数学教育,探究的活動,教育評価,数学的な見方・考え方 自己学習力

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

授業は,9月に対面での集中講義として実施することを予定している。1回あたり2+1/3コマ分の集中講義を3回行う。
本科目は3-4Q科目であるが,実際の授業は夏休みの後半に行うので,開講予定日を教職Webページや掲示板等で確認すること。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 数学における探究的活動 数学「課題学習」で行う生徒の活動を自ら実践体験し,レポートにまとめる
第2回 探究的活動における教育評価 授業での討論も踏まえて,探究的活動のレポートを評価する観点を設定し分析する
第3回 確率・統計分野の指導法と期末試験 確率・統計分野の学習成果を日常生活に活用する活動を実践する。

教科書

・文部科学省 中学校学習指導要領および中学校学習指導要領解説~数学編
・文部科学省 高等学校学習指導要領および高等学校学習指導要領解説~数学編・理数編
・各教科書会社から出版されている中学・高等学校の数学の教科書

参考書、講義資料等

・松田稔樹・萩生田伸子(2021) 問題解決のためのデータサイエンス入門 実教出版

成績評価の基準及び方法

・欠席や大幅な遅刻・早退の場合,未提出の課題がある場合は,単位取得は認めない。
・成績は期末試験,演習,レポート等の成果に基づいて行う。

関連する科目

  • LAT.M101 : 数学科教育法Ⅰ

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

「数学科教育法I」を既に単位取得しているか、同時履修すること。(同じ学年で同時履修することが望ましい。)

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

nagahara[at]ila.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前連絡すること。

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