心理・教育研究のためのデータ分析力を高めるために、問題解決の縦糸・横糸モデルに基づいて仮説と分析計画を立て、さまざまな分析方法の代替案を検討し、結果を批判的に検討した上で、多様な統計量等を組み合わせて説得的な結論を出す方法を身につけることを目的とする。
与えられたデータについて、ExcelやRコマンダーを活用し、基本統計量を求めたり、グラフを作成したり、平均値・分散・相関・分割表の検定、実験計画法と分散分析、多重比較などの統計手法を適用したりして、仮説検証したり考察したりできるようになる。
統計分析, 表計算ソフトウェア、Rコマンダー、ICT問題解決力、統計的な見方・考え方
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
原則として、2回分の授業で「統計手法と典型的な分析方法の解説」と「講義の復習→つまずきの克服や注意事項の確認→応用課題」とをセットにして進める。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | オリエンテーション、前提知識テスト、Rコマンダーのインストールの方法 | PCにRコマンダーをインストールする |
第2回 | 基本統計量、ヒストグラム、平均と分散の検定を解説 | 基本統計量、ヒストグラム、平均と分散の検定を理解する。 |
第3回 | 同上の演習 | 基本統計量、ヒストグラム、平均と分散の検定をマスターする。 |
第4回 | クロス集計 散布図、相関とその検定を解説 | クロス集計、散布図、相関とその検定を理解する。 |
第5回 | 同上の演習 | クロス集計、散布図、相関とその検定をマスターする。 |
第6回 | 実験計画と分散分析、多重比較の解説 | 分散分析を理解する。 |
第7回 | 同上の演習 | 分散分析をマスターする。 |
第8回 | 期末試験、回帰分析の解説 | 復習と回帰分析を理解する。 |
原則として、講義用のハンドアウトを用いて行う
必要に応じて、適宜紹介する。
受講態度20%, 課題提出40%,期末試験40%
特になし