2019年度 教育工学   Educational Technology

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開講元
教職科目
担当教員名
松田 稔樹 
授業形態
演習
曜日・時限(講義室)
水7-9(W934)  
クラス
-
科目コード
LAT.A203
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

・教職概論、教育の基礎理論、教科教育法Ⅰ(情報以外はⅡも)、情報機器の操作に関する科目の基礎知識を前提に、教育工学的な授業設計・改善の考え方,教授・学習に関わるモデル,教授法などの基礎知識と,授業設計・評価のための方法を学ぶ。
・教育実習では,原則として毎時間,指導案を作成し,実施前に指導教員の承認を得ることが求められる。本授業は,第三者から見て,実施する授業の意図やそこでの学習者の活動,予想される問題やそれらへの対応などが具体的にイメージできるような指導案を書くために必要な作業を理解し,体験する。そのために,授業設計訓練システム上で個別の課題に取り組み,評価結果に基づいて改善する活動を行う。また、現代に求められる授業のあり方や,授業改善の考え方を認識するために,電子掲示板やe-learning教材で課題に取り組む。ICTを活用した指導法や情報教育の模擬授業体験も提供する。

到達目標

教職課程コアカリキュラム「教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)」の項目(1)と(2)を扱い、(3)については軽く触れる。
1)教育活動の改善を図るための教育工学の考え方や方法について,関心を持ち,必要性を認識して,応用できるようになる。
2)授業の設計→実施→評価→改善に必要な知識と方法を相互に関連づけて暗唱し,説明できるようになる。
3)教育工学的な授業設計の手順に即して,指導案改善チェックリストの項目を念頭に置きながら指導案を記述できるようになる。
4)模擬授業に基づいて、授業内容・方法の改善すべき点を指摘できる。
5)学校教育に求められる要請とその実施条件について情報収集し,より良い教育や授業とは何かを評価可能な形で明確にし,それを実現する授業を設計する態度を養う。
6)教育実習に向けて,授業を設計・実施・評価・改善できるようになるための自らの課題を明らかにし,その解決に取り組もうとする職業的倫理観を養う。

キーワード

教育工学,年間・単元指導計画,教授法,3方向コミュニケーションモデル,教師の意思決定モデル,ARCSモデル,教授活動モデル,ブルームの教育目標の分類学,次元分け,授業展開分析,9教授事象,見方・考え方,縦糸・横糸モデル,教授スキル,模擬授業,指導案改善チェックリスト,授業評価,学習評価

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- - -

授業の進め方

原則として、各回2時限分を行う。ただし、第1回と第5回は2.5時限分を行い、第7回は期末試験と合わせて3時限行う。
原則として毎回課題を課す。各回に対応する教科書の章は、事前に一読してくることを前提として授業する。よって、授業では、課題実施に必要な知識・方法やそれらの必要性を説明することに焦点を当てる。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 オリエンテーション、教育工学的に授業を設計・実施・評価・改善するとは? 履修カルテへの取り組み、教育実践事例における教育効果の科学的根拠に関する考察
第2回 教授・学習の理論やモデル、さまざまな教授法、教育実習で指摘される指導案の問題点 より良い授業の条件とその評価方法の提案
第3回 授業設計と教科書の活用、教育目標の分類学、目標分析と学習評価 目標分析
第4回 誤り・つまづきの原因と予測(次元分け)、CAIとe-Learning、中間試験とフィードバック 次元分け
第5回 問題解決過程と教育方法、ガニェの9教授事象、見方・考え方の指導、授業展開分析 授業展開分析、各分節の目標設定、指導案の表紙の入力
第6回 指導案作成、授業状況の予測と教授意図、さまざまな教授スキル、学習評価・授業評価の方法と授業改善の視点 指導案作成
第7回 期末試験と模擬授業 模擬授業ゲームと指導案改善

教科書

・松田稔樹, 星野敦子, 波多野和彦(2013) 学習者とともに取り組む授業改善-授業設計・教育の方法および技術・学習評価-, 学文社
・松田稔樹, 星野敦子, 狩野浩二, 津吹卓(2012) 自ら学び考える教職教養-教育課程・制度・法規-, 学文社

参考書、講義資料等

・http://www.et.hum.titech.ac.jp/~matsuda/et.html
・中学校学習指導要領および高等学校学習指導要領
・国立教育政策研究所の各種調査・報告書(評価規準、教育課程実施状況調査、IEA、PISA調査など)

成績評価の基準及び方法

・毎回の提出課題、期末試験に基づいて行う。
・中間試験を実施し、設定した点数をクリアできない場合は、それ以降の履修を認めない。
・第3回までの課題を期限までに提出しない者、全体で1つでも未提出の課題がある者、2回分以上休んだ者には単位の取得を認めない。

関連する科目

  • LAT.A101 : 教職概論A
  • LAT.A102 : 教職概論B
  • LAT.A103 : 教育基礎
  • LAT.A108 : 教育行財政
  • LAT.A107 : 教育制度
  • LAT.A104 : 発達と学習Ⅰ
  • LAT.A105 : 発達と学習Ⅱ
  • 教科教育法Ⅰ
  • 教科教育法Ⅱ(情報を除く)
  • 「情報機器の操作」に関する科目

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

・上記関連科目の単位を既に取得していること(「教科教育法Ⅰ」は、取得希望免許教科のいずれか1つ以上について))。2年生以上で,1つでも単位未取得の科目がある学生については,授業直前の週に行う受講資格試験に合格すれば、履修を認める。(なお、科目履修生として履修を希望する者は、教務課に履修申請をする前に、担当教員に受講資格有無の認定を受け、必要な場合は申請前に受講資格試験に合格すること。)

(2)教員免許取得に必須の「情報機器の操作」に関する科目

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

et-ask[at]et.hum.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約すること

その他

・課題実施に必要なOffice系ソフトウェアの利用環境を持ち、操作に習熟していることを前提とする。
・工業の免許取得希望者は、本授業科目を5学期に履修することを推奨する。

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