2018年度 生徒・進路指導と教育相談   Educational Guidance and Counseling

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開講元
教職科目
担当教員名
藤田 晃之 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
LAT.A111
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

生徒指導,進路指導(キャリア教育),教育相談(カウンセリング)の基礎理論,関連施策の展開,学校における実践の現状と課題等に関する講義を実施するとともに,カウンセリングについてはペアワーク・グループワークも併用し教員として必要な実践的なスキルの獲得をめざす。

到達目標

この講義は,中学校・高等学校・中等教育学校等における生徒・進路指導と教育相談に関して,その基盤となる諸理論,及び,今日の日本における関連行政施策の特質と課題について学び,キャリアカウンセリングの現場における具体例に基づいて学習し,生徒指導,進路指導,教育相談に関する基礎的な知識と技術を身につけることを目的とする。
 その上で,「すべての児童・生徒が充実した学校生活を送れるように,生徒同士,および教師と生徒の人間関係を育てること」,「児童・生徒が,社会的自立に必要な基礎的能力を身につけられるように指導・援助すること」の実現に必要となる基本的な態度・能力を修得することをめざす。

キーワード

生徒指導,進路指導,キャリア教育,教育相談,カウンセリング

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

生徒指導,進路指導(キャリア教育),教育相談(カウンセリング)の基礎理論,関連施索の検索,学校における実践の実状と課題等に関する講義を実践するとともに,カウンセリングについてはペアワーク・グループワークも併用し教員として必要な実践的なスキルの獲得をめざす。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 生徒指導・進路指導とは何か 毎回の授業内容に関して自ら復習し習得を確実なものとすること
第2回 生徒指導実践を支える理論
第3回 生徒指導実践に不可欠な生徒理解①(生徒の成長・発達の視点から)
第4回 生徒指導実践に不可欠な生徒理解②(生徒の行動の視点から)
第5回 生徒指導に関連する法令
第6回 生徒指導実践の在り方①(予防・開発的な指導)
第7回 生徒指導実践の在り方②(危機介入的な指導)
第8回 進路指導(キャリア教育)実践を支える理論
第9回 進路指導推進施策の展開とその特質
第10回 キャリア教育提唱後の推進施策の展開とその特質
第11回 進路指導(キャリア教育)実践の在り方①(道徳・特別活動を中心に)
第12回 進路指導(キャリア教育)実践の在り方②(教科を中心に)
第13回 教育相談(カウンセリング)の基礎理論
第14回 教育相談(カウンセリング)のスキル
第15回 生徒指導・進路指導(キャリア教育)実践のための校内体制と校外諸機関との連携 試験

教科書

講義資料を配布する。
(必要に応じて,各自,文部科学省,国立教育政策研究所等のウェブサイトから,関連資料のプリントアウトを求めることがある)

参考書、講義資料等

・文部科学省(2011)『生徒指導提要』教育図書
・藤田晃之(2014)『キャリア教育基礎論-正しい理解と実践のために-』実業之日本社

成績評価の基準及び方法

授業への参画状況,授業時に課す課題への取り組み(以上20%),最終試験[筆記試験](80%)による総合評価

関連する科目

  • LAT.A104 : 発達と学習Ⅰ
  • LAT.A105 : 発達と学習Ⅱ
  • LAT.A101 : 教職概論A
  • LAT.A102 : 教職概論B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

「教職概論AおよびB」「発達と学習I」「発達と学習II」を履修していること。

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