2017年度 情報と職業   Professional Development in Information Society

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開講元
教職科目
担当教員名
髙橋 等 
授業形態
講義 / 演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
LAT.A212
単位数
2
開講年度
2017年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 情報化の進展により、企業活動のあらゆる場面で情報技術を持つ人材が求められている。しかし、企業が求める人材の能力は多種多様であり経営環境も常に変化している。本講では、情報関連産業の実態を概観し、求められる人材の育成と職業能力について理解を深めていく。また、独立した働き方として、Webマーケティング、コンテンツ制作、、ICTベンチャーなどを取り上げ、情報産業の多様性に触れる。
 さらに、情報に係わる職業人として必要なコミュニケーション能力やプロジェクトマネジメン能力、情報技術者としての職業倫理について理解を深め、高校生に対して行う具体的な職業指導方法を習得する。

到達目標

【到達目標】
本講義を履修することにより、情報関連産業の概要と特色を知り、情報のスペシャリストとして求められる職業能力について理解することを目標とする。さらに、高校生に対しての職業指導の具体的な方法を習得することを目標とする。
【テーマ】
本講義では、情報と職業の関わりとして、雇用環境と法律、情報関連産業の実態と展望、情報技術者としての職業倫理をテーマとするとともに、高校における求めらる人材の育成と職業指導をテーマとする。

キーワード

情報と職業,情報関連産業,職業指導,情報技術者,情報科教育

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

授業では,現在話題になっている事業をトピックとして取り上げながら展開しますので,日頃から報道や書籍等に関心を持つよう心掛けてください。
また,高校での授業実践を意識して,グループワークやプレゼンテーションを取り入れています。コミュニケーション能力やプロジェクトマネジメント能力の育成を意識しながらアクティブに楽しめる授業にしましょう。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 雇用と職業指導に関する法律 報道,書籍等からの,本授業に関連する情報の収集と内容の把握
第2回 情報通信産業の発展(コンピュータの歴史から) 本授業に関連する,自身の生活における体験の振り返り
第3回 情報通信産業の現状(情報通信白書から) 報道,書籍等からの,本授業に関連する情報の収集と内容の把握
第4回 情報通信産業の展望(スマートICTとG空間) 報道,書籍等からの,本授業に関連する情報の収集と内容の把握
第5回 情報通信産業の展望(ビッグデータとオープンデータ) 報道,書籍等からの,本授業に関連する情報の収集と内容の把握
第6回 情報通信産業における職種 報道,書籍等からの,本授業に関連する情報の収集と内容の把握
第7回 情報通信産業に関する資格 報道,書籍等からの,本授業に関連する情報の収集と内容の把握
第8回 Webマーケティング(Webと広告) これまでに体験または習得したweb技術,コンテンツ制作についての振り返り
第9回 ICTベンチャー(Webショップ) これまでに体験または習得した,webシステムについての振り返り
第10回 情報技術者の倫理とモラル(事例編) 報道,書籍等からの,本授業に関連する情報の収集と内容の把握
第11回 情報技術者の倫理とモラル(指導編) 高校での授業体験の振り返り
第12回 職業と情報セキュリティ 報道,書籍等からの,本授業に関する情報の収集と内容の把握
第13回 プロジェクトマネジメント(理論編) 報道,書籍等からの,本授業に関する情報の収集と内容の把握
第14回 プロジェクトマネジメント(指導編) グループワークやイベントの計画・実施など,自身の生活における体験の振り返り
第15回 高校における職業指導 高校での進路指導体験の振り返り

教科書

授業時に配布する。

参考書、講義資料等

『情報と職業 (IT Text)』駒谷 昇一、 楠本 範明、 辰己 丈夫  オーム社
『情報と職業 (情報教育シリーズ) 』近藤 勲  丸善
『情報と職業―高度情報社会におけるキャリア形成』豊田 雄彦、 鈴木 和雄 、 加藤 晃 日本教育訓練センター
『インターネットにかかわる仕事―ウェブデザイナー ネットワークエンジニア 情報セキ (知りたいなりたい職業ガイド)』 ヴィットインターナショナル企画室 (編さん)  ほるぷ出版
『キャリア開発と職業指導: 大学・高校のキャリア教育支援』 伊藤 一雄、堀内 達夫、 佐藤 史人   法律文化社
『情報産業と社会』(高校教科書) 鎌田宗憲 他 実教出版

成績評価の基準及び方法

毎時間の振り返りシート、演習課題、レポート等の成績で評価する。

関連する科目

  • LAT.I201 : 情報科教育法Ⅰ
  • LAT.I202 : 情報科教育法Ⅱ
  • LAT.I301 : 情報科教育法Ⅲ

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修登録前に,受講申込み連絡が必要です。
詳細は,教職課程掲示板等を確認してください。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

office-tw[at]ila.titech.ac.jp

オフィスアワー

非常勤講師なので,メールで事前連絡すること。

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