2017年度 マルチメディアと学習環境   Multimedia and Learning Environment

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開講元
教職科目
担当教員名
室田 真男  渡辺 雄貴 
授業形態
講義 / 演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
LAT.A301
単位数
2
開講年度
2017年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
2017年4月18日
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

マルチメディアとして,国立科学博物館の展示内容,インターネットリソース,iPad等のデジタルメディアを扱い,それらを学習環境として活用した授業を設計し相互実践する。その成果を,ジグソー型ポスター発表形式により発表・相互評価する。授業での活動は,グループ活動を基本とするプロジェクトベース型学習である。グループ活動による授業実践の技法を自ら体験しながら学ぶ。

学習環境としてメディアが与えられた場合,学習目標が一律ではなく個々により異なるいわゆるインフォーマル学習を設計することにより,従来とは異なった観点から学びを捉えることができる。また,アクティブラーニングの手法を実践しながら身につける。

到達目標

・ マルチメディア利用による効果的な学習・教育環境を設計することができる。
・ 学習環境として国立科学博物館を利用し,博物館の展示とデジタルメディアを活用した授業を設計・実践することができる。
・ グループ活動を実践することにより,プロジェクトベース学習の方法を身につける。

キーワード

マルチメディア,学習環境,博物館,デジタルメディア,グループ活動,インフォーマル学習,MACETOモデル

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

授業は,4日間の集中講義形式にて実施する。講義部分以外はグループ活動である。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 1-1 (講義)イントロダクション(授業の進め方) 授業の進め方を理解する
第2回 1-2 (講義)マルチメディアを活用した学習環境の設計 メディアと学習の関係を説明する
第3回 1-3 グループ分け,グループのお互いを知る活動,役割分担 グループメンバーの特徴を相互に理解する
第4回 1-4 実践計画アイディア検討 グループメンバーの特徴を相互に理解する
第5回 2-1 (講義)MACETOモデルを活用した授業実践設計 MACETOモデルを理解する
第6回 2-2 MACETOモデルを活用した実践計画策定 博物館での活動をMACETOモデルをベースに考案する
第7回 2-3 第1次案を提出し,フィードバックを受ける,それを元にワークシート作成 MACETOモデルを完成させ第1案を提出する。フィードバックを元に修正する。
第8回 2-4 ワークシート作成,実践計画作成,実践案を提出 ワークシートを完成して提出する
第9回 3-1 国立科学博物館にて別グループの計画を実践 他のグループの計画を実践し,フィードバックを行う
第10回 3-2 活動のフィードバックおよび振り返り 活動の振り返りを行う
第11回 3-3 ワークシート,実践計画の改善案の検討 ワークシート,実践計画の改善案を検討する
第12回 4-1 ポスター発表用資料作成 活動のまとめのポスター制作
第13回 4-2 ジグソー法によるポスター発表会・討論・相互評価 発表準備と相互評価
第14回 4-3 相互評価のフィードバックと振り返り 相互評価のフィードバックを受け,自分たちの活動内容と発表内容を振り返る
第15回 4-4 まとめ 全体の振り返り

教科書

必要に応じて資料を配付する

参考書、講義資料等

・ R・A・リーサ−ほか(2013)インストラクショナルデザインとテクノロジ 教える技術の動向と課題,北大路書房
・ アラン・コリンズほか(2012)デジタル社会の学びのかたち―教育とテクノロジの再考,北大路書房
・ 三宅なほみ ほか(2014)21世紀型スキル: 学びと評価の新たなかたち,北大路書房

成績評価の基準及び方法

・グループ活動への貢献度(30%),発表内容(30%),最終レポート(40%)に基づく

関連する科目

  • LAT.A203 : 教育の課程・方法の設計と改善
  • LAT.A205 : マルチメディアと表現技法

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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