2016年度 これからの経営管理とプロフェッショナル育成(物質理工学)   Organizational Management and Professional Development (Materials and Chemical Technology)

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開講元
教職科目
担当教員名
杉本 守孝 
授業形態
講義 / 演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水5-6(W934)  
クラス
-
科目コード
LAT.A210
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
1-2Q
シラバス更新日
2016年5月30日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

次の豊かさを模索する中で、日本の社会には解決しなければいけない問題が多い。とくに深刻なことは、「分かってはいるが、だれもやろうとせずに解決できないまま放置されている」現実である。すなわちリーダーシップ力が決定的に不足している。リーダーシップとは、「現状の課題を、他者を巻き込んで、解決していく行為」であり、公的機関や企業を問わずあらゆる組織において必須の能力である。
 本講座では、組織行動、経営管理、リーダーシップについて、主たる理論と実例を提供することで理解を深める。ならびに講義や演習を通じて職業指導における実践力を高めることもねらいとする。

到達目標

本講座を履修することによって次の能力を修得する。
①組織行動、経営管理の基本知識をもち、現実の課題解決について深く考察できる
②自己理解、他者理解の大切さを理解し、目的、目標に向けて他者を働き込むことができる
③自分自身のリーダーシップ力を高めるために行動できる
④キャリア開発の視点から職業指導ができる

キーワード

組織と人間、経営管理、マネジメント、人材マネジメント、リーダーシップ、キャリア、人材育成、モチベーション、働く喜び、自己理解、他者理解

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義に加え、毎回設問を提示し個人研究、グループ討議、全体討議へと展開を通じて対話形式を重視します。また、必要に応じてロールプレーも取り入れます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 時代認識 社会の変化と経営管理における今日的課題とは何か
第2回 経営管理 ① 経営管理の意義 経営管理の目的は何か、主体は誰か
第3回 経営管理 ② 経営管理の課題 経営管理が有効に機能するには何が必要か
第4回 人と組織 ① 組織能力 強い組織と弱い組織との違いは何か
第5回 人と組織 ② 組織変革 なぜ、組織は変われないか
第6回 人と組織 ③ 意欲 人はどのように、なぜ働くのか
第7回 人と組織 ④ 意欲と管理 報酬やインセンティブ施策で意欲を高め続けられるか
第8回 自己を知る  自己診断
第9回 他者を理解する 他者理解
第10回 リーダーシップ ① リーダーシップの意義 リーダーシップとは何か
第11回 リーダーシップ ② リーダーシップの実践 リーダーシップをどう発揮するか
第12回 リーダーシップ ③ リーダーシップの開発 リーダーシップをどう開発するか
第13回 職業指導の実践 ① 人材育成 人材育成をどう実践するか
第14回 職業指導の実践 ② キャリア開発 キャリア開発をどう指導するか
第15回 受講生自身の行動プランの発表 受講内容をふまえて、今後何に着眼してどう行動するか

教科書

教科書は使用せず、授業中にスライド等の映像資料を使って講義を行う

参考書、講義資料等

「企業の人間的側面(新版)」D.マクレガー  産業能率大学
「経営者の役割」C.I.バーナード  ダイヤモンド
「行動科学の展開」P.ハーシィほか  生産性出版
「人材マネジメント入門」守島基博  日本経済新聞出版社
「21世紀のキャリア論」 高橋俊介 東洋経済新報社

成績評価の基準及び方法

・日常点 50%   発表、討議への参加を評価する
・レポート課題 50%  授業内容をふまえて自分の考えを記述し、着眼点、独創性、論理性を見る

関連する科目

  • LAT.T201 : 工業科教育法Ⅰ
  • LAT.T202 : 工業科教育法Ⅱ
  • LAT.T203 : 工業科教育法Ⅲ

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

とくに必要ありません

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

メールアドレス:sugi.mori117[at]gmail.com 、 携帯:080-7715-2163

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