最初に教育行財政の概念や関連知識について習得し,それを基に、その作用を端的に示す様々な教育改革(教育委員会制度改革の議論を含む)に焦点を当て、ともに問題解決のための思考実験を行うことで教育行財政に関してより深く理解します。
※第4,5回目,及び第6,7回目の授業でグループワークを実施する予定。
※シラバスの内容は、状況次第で学生と相談しながら修正する場合がある。
※オフィスアワーは授業終了後随時。それ以外はメールで対応する。
教育活動の基礎として、国や地方公共団体等が教育に関わる諸資源(人、機関や組織、資金)をいかに組織化し、運営し、教育目的を実現しているかについて分析・考察することにより、教職に必要な教育行財政に関する知識を獲得するとともに、現在のさまざまな関連諸問題への理解を深めます。
教育行政,教育財政,教職科目
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
2日間の集中講義で行う。最初は講義形式とし,課題解決に必要な知識を獲得する。その上で,第4回・第5回及び第6回・第7回の授業でグループワークを実施し,さまざまな側面からの問題解決を行う。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 教育行政の概念と基本原理 | 毎回の授業内容に関して自ら復習し習得を確実なものとすること。 |
第2回 | わが国の教育行政の主たる組織とその運営 | 同上 |
第3回 | わが国の教育行政の変遷と教育改革 | 同上 |
第4回 | 教育を巡るコンフリクトⅠ:政策と行政 | 同上 |
第5回 | 教育を巡るコンフリクトⅡ:政策変化と行政的対応 | 同上 |
第6回 | わが国の教育財政 | 同上 |
第7回 | 教育投資を考える | 同上 |
第8回 | 学校組織マネジメントと学校評価 | 同上 |
作成資料を授業中に配布する。
進行に応じて適宜指示する。また、関係資料はできる限りweb上のものを指示する。
基本的に授業貢献(50%)、課題遂行(小課題、期末課題ともに含む)(50%)とする。
授業貢献とは授業への出席回数ではなく、自らも含めた参加学生の理解にどの程度貢献できたかである。
特になし
saito[at]iai.osaka-u.ac.jp
オフィスアワーは授業終了後随時。
それ以外はメールで対応する。
2日間の集中講義で行うため,欠席・遅刻・早退は許さない。
シラバスの内容は,状況次第で学生と相談しながら修正する場合がある。