2018年度 入門日本語1A KJ   Introduction to Japanese 1A KJ

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開講元
日本語・日本文化科目
担当教員名
森田 淳子  森田 淳子 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等 (W114)  
クラス
KJ
科目コード
LAJ.T101
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2018年10月1日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本科目では、 学士課程の学修に必要な日本語レベルに到達していない留学生(JLPT N2レベル程度)を対象として,作文やプレゼンテーション等の基礎的な日本語運用能力を養成する。プレゼンテーションでは、日本社会についての調査、分析、発表を行う。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
(1)書き言葉を身につけ、データを引用しつつ、ある程度の長さの文章を書くことができる。
(2)自分の考えをわかりやすく伝えることができる。

キーワード

日本語、作文、小論文、プレゼンテーション、 日本文化  

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

授業では、作文の回には教科書に沿って作文の書き方を学び、実際に文章を書きます。プレゼンテーションではポスター発表を題材として取り上げ、資料の作成と発表の方法を学びます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 プレースメントテスト(漢字、作文) 現在の日本語能力について理解する。
第2回 漢字のきれいな書き方、読みや部首のルール プレースメントテスト(漢字)の誤った箇所を修正する。
第3回 「小論文」 2課・3課:文体、書き言葉 日本語の書き言葉について理解する。
第4回 作文の修正 プレースメントテスト(作文)を添削したものを返却するので、授業内で修正し、次回授業までに書き直した原稿を提出すること。
第5回 日本の地域(1):ポスター作成 日本の地理について学び、個人が一つ選んだ地域について調べる。
第6回 日本の地域(2):ポスター作成 発表で用いる言葉を理解し、発表原稿を用意する。
第7回 日本の地域(3):ポスター発表 日本の地理について理解を深める。
第8回 地震への対処について 日本の自然災害について学び、災害への備えについて考える。
第9回 「小論文」 4課:文の構造 日本語の文の構造について理解する。
第10回 「小論文」 5課:接続表現 日本語の書き言葉で用いられる接続表現について理解する。
第11回 3段階思考法(1)(第1段階:付箋を用いたブレーンストーミング) 「発明に必要なもの・こととは」というトピックについて、自分なりの考えを用意してくる。
第12回 3段階思考法(2)(第2段階:分類、第3段階:ポスター化) グループでポスターを作成する。
第13回 3段階思考法(3)(第3段階:ポスター化とポスター発表「発明について」) 発表で用いる言葉を理解し、効果的に発表することができる。
第14回 調査発表(日本社会について)(1):企画案作成 調査課題を設定し、関連情報を調べる。
第15回 調査発表(2):企画発表 調査課題を設定し、関連情報を調べる。

教科書

「小論文への12のステップ」友松 悦子 著、スリーエーネットワーク

参考書、講義資料等

特になし。

成績評価の基準及び方法

平常点(出席・宿題)20%、作文20%、発表60% 

関連する科目

  • LAJ.T103:入門日本語2A
  • LAJ.T105 : 入門日本語3A

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

「入門日本語2A」「入門日本語3A」を同時に履修すること。履修には条件があるので別途問い合わせること。

その他

日韓プログラムの学生に限る。

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