2023年度 ドイツ語文化演習4   German Seminar: Culture and Society 4

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開講元
第二外国語科目
担当教員名
安德 万貴子 
授業形態
演習    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水5-6(W9-321(W937))  
クラス
-
科目コード
LAL.G434
単位数
1
開講年度
2023年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2023年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

この授業は、ドイツ語の基礎知識を有し、読解力を身につけたい学生を対象とする。受講者は、ドイツの自然・文化・歴史・哲学・技術といった、様々な内容についてのドイツ語の文章を読む。授業のねらいは、ドイツ語を読みドイツ語で考えること、ドイツ語圏の文化・歴史を知ることにある。またドイツ語圏への留学希望者は、現地での生活を豊かにするための知識も身につけたい。

到達目標

1. ドイツ語を読み解く力を高める
2. ドイツ圏の人々の生活や文化を理解する

キーワード

ドイツ語、ドイツ語圏の文化、ドイツ語文法、留学

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

担当教員の作成する教材を、授業でお配りします(教材は、平易なドイツ語の文章と、文法・語彙についての注釈です)。受講者は解説を聞いた後、ドイツ語文を日本語に訳して提出してください。次回、訳例と、読解のポイントを解説します。文章の内容を共に考察しましょう。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回  伝記小説の名手シュテファン・ツヴァイクの作品を読みます。一回に読む分量は、受講者の理解度にあわせます(全7回予定)。    人が行動し、事が動く。それらが具体的に描写される文章は、訳してみてつじつまがあわなければすぐに気づけますので、読解力をみがくには最適です。表現を吸収し、名文を楽しみましょう。 ツヴァイク作『人類の星の時間』(1927年初出版)より 「大洋をわたった最初のことば」 1.新しいリズム 2.準備 3.最初のスタート 4.不運 5.重なる不運 6.三度目の出航 7.大きな歓呼 8.大きな苦悶 9.六年間の沈黙  電信がはじめて海を越えて地球上の大陸を結ぶ――この壮大な計画に関わった人々の意志と活動が、克明に描かれます。 毎回、授業内でドイツ語の文章を日本語に訳し、提出してください。手持ちの辞書や文法書があれば持参して活用してください。

授業時間外学修(予習・復習等)

文法書を使って基本文法をひととおり見渡しましょう(初学者の方には文法書をご紹介します)。課題文に出てきた単語は、独和辞典を読み、例文とともに覚えてください。

教科書

担当教員の作成する教材を、毎回授業でお配りします。

参考書、講義資料等

独和辞典を読む際、単語の意味だけでなく、例文にひととおり目を通しましょう。

成績評価の基準及び方法

すべての提出課題をもとに、訳文と読解の正確さを評価します。ドイツ語の課題文を日本語に翻訳して提出してください。

関連する科目

  • LAL.G201 : ドイツ語初級1
  • LAL.G202 : ドイツ語初級2
  • LAL.G203 : ドイツ語初級3
  • LAL.G204 : ドイツ語初級4
  • LAL.G331 : ドイツ語中級1
  • LAL.G332 : ドイツ語中級2
  • LAL.G233 : ドイツ語セミナー(入門・基礎)3
  • LAL.G234 : ドイツ語セミナー(入門・基礎)4
  • LAL.G363 : ドイツ語セミナー(応用・留学)3
  • LAL.G364 : ドイツ語セミナー(応用・留学)4

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

ドイツ語文法の基礎を復習しながら、授業を進めます。初学者の方は担当教員にご相談ください。

その他

 初学者の方は担当教員にご相談ください。発音と、ドイツ語の文構造の要点をはじめに解説します。ドイツ語入門として集中講座(単位なし、「外国語セクション」HPに概要掲載)もあります。
 小さな点でもどうぞ遠慮なく質問してください。文法の基礎ほど究めがたく、おもしろいものはありません。そのなかにドイツ語のどんな論理が詰まっているか、一緒に考えましょう。

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