英語第五に引き続き、この授業科目では、大学レベルでの学修・研究活動を英語で行うために必要な英語運用力のいっそうの向上を目的とした演習を行う。国際意識の醸成に資する目的で海外事情・異文化理解に関する教材を用いるほか、科学技術に関する英語素材を用いる。英語の読解力と聴解力の向上を目指す訓練に加え、口頭の発話練習および構成を考えながらパラグラフや短いエッセイを書く訓練を行うことによって、英語での発信に習熟することも目指す。
この授業科目では、次のような英語の知識と運用力およびコミュニケーションへの姿勢を身につけることが目標となる。
・英語で自己表現する力がつく
・パラグラフや短いエッセイを書く力がつく
・英語の講義を理解する聴解力がつく
・英文を読みこなすための方法が身につく
英語運用の四技能 国際意識醸成 コミュニケーション 留学 TOEFL
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
TOEIC Listening and Reading Test形式の問題演習を通じて、英語力の基盤を固め直すとともに実践的な場面での表現力を充実させていく。学生には教科書の指定されたユニットの問題にあらかじめ取り組んでおくことを求める。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | Unit 7 提案・勧誘・許可・依頼への対応 Post-test Part 1-2 | Skills and practices (1) 現在完了形/提案・勧誘・許可・依頼/注文確認/留守番電話メッセージ/主語・動詞の一致/E-メールとメモ |
第2回 | Unit 8 動詞の時制を見極める Post-test Part 3 | Skills and practices (2) 動詞の時制 / 受動態 / 選択疑問文 / スケジュール変更 / 交通情報 / 図表問題 / 手紙文 |
第3回 | Unit 9 接続詞と前置詞 Post-test Part 4 | Skills and practices (3) 種類の名詞 / 付加疑問文 / 否定疑問文 / 交通機関でのアナウンス / 接続詞と前置詞 / 新聞・雑誌記事 |
第4回 | Unit 10 複数パッセージ Post-test Part 5 | Skills and practices (4) 発話意図の推測 / ラジオ広告 / 関係詞 / 代名詞 / 複数パッセージ |
第5回 | Unit 11 接続副詞 Post-test Part 6 | Skills and practices (5) あいまいな応答 / 求人・採用 / ツアー事前説明 / 接続副詞 / 照合作業が必要な設問 |
第6回 | Unit 12 NOT型設問 Post-test Part 7 | Skills and practices (6) "been"と"being"を聞き分ける / 質問で返す応答 / トラブル処理 / 会議のスピーチ / 語彙問題 /NOT型設問 |
第7回 | クォーターのまとめ 期末試験 | 総合演習問題 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
Yokogawa and Cook, Level-Up Trainer for the TOEIC TEST Revised Edition. 『TOEIC TEST解答力アップ徹底トレーニング<改訂版>』(CENGAGE Learning, 2016) ISBN 978-4-86312-294-9
各回のテーマにそった追加の資料と課題がある。
評価は英語の運用力とコミュニケーションに対する姿勢をもとに行う。
授業内小テスト 25%、宿題 25%、期末試験 50%
特になし