この授業科目では、翻訳や異文化理解について英語で書かれた文献や視聴覚教材を使用しながら、学生同士のグループワークやグループディスカッション、ピア・レヴューをとおして、母語や文化圏を異にする人々とのコミュニケーションの多様性について学びます。授業のねらいは、母語話者向けに書かれた教科書や文献を読むことをとおして、学生が多様な英語を読解、要約する技術を身につけながら、異文化コミュニケーションについての知識を深めることです。
この授業科目では、学生が次のような知識や能力を身につけることを目指す。
・学部生時に学習した英語のスキルを体系的に復習することで、自分の英語に自信をつける。
・パラフレーズ技術を使い、テキストを要約する。
・テキストへのレスポンスを的確に行う。
・異文化コミュニケーションへの理解を深める。
異文化コミュニケーション
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
(1)学生が英語で書かれた読みたい新聞記事等を持ち寄る。(2)内容理解(読解力)とディスカッション。(3)ライティング/プレゼンテーション課題に向けて、記事の内容を確認し、プランについて議論 (5)教員の補足と質疑応答。(6)ライティング/プレゼンのスクリプトを書く。(7)ピアレヴューを行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | Introduction to the course | 今学期の授業の内容と学習目標を理解する。 ライティング/プレゼンの練習にあたって、自分の興味の持てる研究テーマを設定する。 |
第2回 | サマリーの方法とディスカッション 1 | サマリーの方法を復習し、練習する。 |
第3回 | サマリーの方法:練習2+ディスカッション | 2週目のフィードバックを踏まえて、サマリーの方法をマスターする。 |
第4回 | アカデミック・ライティング/プレゼンテーション1 | アカデミックライティングのルールを復習する、ルールに基づいた、スクリプト執筆の準備を開始。 |
第5回 | アカデミック・ライティング/プレゼンテーション2 | 4週目のフィードバックを踏まえて、エッセイ/プレゼンの執筆を完成させる。ピアレヴューを行い、改善点を明らかにする。 |
第6回 | エッセイ/プレゼンで扱う内容についてのディスカッション | 自分が選んだテーマについてのプレゼンとディスカッションを行う。 |
第7回 | 最終発表 | サマリーを含んだエッセイ/プレゼンのスクリプトの提出 エッセイで扱われたトピックについてのプレゼンとディベートを行い、前期の復習を行う。 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
プリント教材
教場で指示します。
授業内での課題 40%
サマリースキル: 20%
最終発表+原稿の提出:40%
特になし
本科目は言語文化演習第十五と共に履修することが望ましい。
この授業の履修を計画している学生は必ず初回の授業に出席すること。
履修学生数や学生の英語のレベル、また学生自身の希望によって、授業内容が変更することがありえます。