2020年度 英語スピーチ演習第十三 1   English Speech Seminar 13 1

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開講元
英語科目
担当教員名
木内 久美子 
授業形態
演習    (Zoom)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水5-6(H115)  
クラス
1
科目コード
LAE.E471
単位数
1
開講年度
2020年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

この授業の履修者は例年行われている東京工業大学での英語スピーチコンテストに参加します。スピーチコンテストは第二クォーターの7月8日水曜日に行われます。履修学生は英語でスピーチを書き、口頭で伝える技術を学びます。また様々なスピーチを分析し、自分のスピーチの改稿を重ねながら、口頭表現についての指導も受けます。学生間でのピアレヴューを通して、有益なフィードバックが得られます。

到達目標

学生の到達目標は以下の四点です。(1)自分が決めたテーマについて、書き直しのプロセスを通して、スピーチ原稿を完成させること。(2)スピーチを録画したものをみて、自らの改善すべき点に気づき、英語でのプレゼンテーションの技術を向上させること。(3)教科書や授業での講義をとおして提供される知識や言い回しを使って、英語口頭表現の技術を向上させること。(4)他の学生たちとの相互学習の能力。生産的なフィードバックを受けたり与えたりすることで、コミュニケーション能力を高めること。

キーワード

スピーチ、プレゼンテーション、口頭表現、パブリック・スピーキング、英語

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

ほとんどの授業に以下の内容が含まれます。(1)教科書『Dynamic Presentations』からスピーチに役立つフレーズや口頭表現の技術を学びます。またビデオを見て分析し、実際に練習も行います。(2)スピーチコンテストのためにスピーチを準備します。過去の事例を参考にしながら、自らテーマを考え、概略をつくり、発表の練習や推敲作業を経てスピーチ原稿を完成させます。スピーチ原稿や口頭表現については、教員からのフィードバックがあります。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 1.授業についての説明 2.第一章:スピーチの始め方と終わり方 スピーチコンテストへのオリエンテーション、スピーチコンテストに参加するメリット、効果的なスピーチとは何か分析する。次回に扱う章の予習。スピーチの始まりと終わりに使うフレーズを学ぶ。
第2回 1.第二章:スピーチの構成 2.自分のスピーチのテーマを考える 3.剽窃行為について、参照のしかた スピーチの組み立て方を知る。自分のスピーチのテーマを考える。剽窃行為について知る。適切な参照の仕方を学ぶ。
第3回 1.事実や統計の使い方 2.語りの話法 3.スピーチの梗概を提出 スピーチの組み立て方。口頭表現練習。
第4回 1.語りの話法(続き) 2.スピーチの初稿提出。学生同士のピアレヴュー。 語りの叙述の効果や時制の使い方を学ぶ。スピーチで効果的に使える例の見つけ方やよいスピーチの見分け方を学ぶ。次回に扱う章の予習。スピーチ原稿(第一稿) を書く。次回に扱う章の予習。
第5回 1.観客とのつながりをつくる(7章) 2.インパクトを与える(8章) 聴衆と信頼関係を作り、共感するためのテクニックを学ぶ。話題に沿って資料を収集。次回に扱う章の予習。
第6回 1.インパクトを与える(8章) 2.スピーチ再校提出。学生同士のピアレヴュー 反復や修辞的疑問文の用い方、アイデアのまとめ方や誇張法などについて学ぶ。スピーチ原稿(第二稿)を提出。ピアレヴュー。
第7回 スピーチの口頭発表 スピーチの構造や内容、口頭表現についてフィードバックセッション。質疑応答の口頭練習。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

Mark Powell, Dynamic Presentations (Cambridge University Press, 2011)

参考書、講義資料等

過去に行われたスピーチコンテストの映像資料

成績評価の基準及び方法

授業参加:30%、第一稿の提出:15%、第二稿の提出:30%、学期末試験:25%

関連する科目

  • LAE.E472 : 英語スピーチ演習第十四

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

中上級程度の英語力

その他

第一・第二クオーター連続での授業編成となっています。「英語スピーチ演習14(LAE.E472)」と共に履修するようにしてください。
この授業の履修を計画している学生は必ず初回の授業に出席ください。

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