この授業の受講生は、大恐慌時代に出版された二つのアメリカ雑誌を精読し、時代背景を知り、そしてそれらの雑誌が持ちうる意義について議論する。
そのねらいは、アメリカ文化についての知識を得ることだけではなく、それらの雑誌が何についてのものであるかを説明する能力を涵養することでもある。
この授業科目は、次のような知識や能力を身につけることを目指す。
・アメリカの雑誌を分析する能力を獲得できる。
・その雑誌の歴史的背景を知ることができる。
・それらが出版されたことの意義を自分の言葉で説明できる。
アメリカ文学・文化、精読、討論
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
この授業は、受講者に(1) 英語で書かれた物語の精読 (2) それらの歴史的背景についての簡単な調査 (3) それら文学テクストに関わる社会的問題についての議論 (4) 紙面か口頭での自己主張、を要求します。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | オリエンテーション:アメリカの雑誌文化について | アメリカの雑誌文化についての理解 |
第2回 | Esquire 1 | テクスト精読と要約 |
第3回 | Esquire 2 | 歴史的背景の学び |
第4回 | Arnold Gingrich | テクスト精読と要約 |
第5回 | New Masse 1 | テクスト精読と要約 |
第6回 | New Masses 2 | 歴史的背景の学び |
第7回 | Mike Gold | テクスト精読と要約 |
第8回 | 復習と期末テスト | 総合演習問題 |
プリント教材を配布
必要に応じて授業内で告知
授業での参加度20% 提出課題30% 期末試験50%
特になし
本科目は「言語文化演習第十三」と共に履修することが望ましい。
この授業の履修を計画している学生は必ず初回の授業に出席すること。