この授業科目では、英語圏の豊かな文化への理解につながるテキストを読み、それを手がかりに議論することで、英語圏文化のさまざまな側面を明らかにする。
この科目のねらいは、質の高いテキストを研究の対象として読む姿勢を養うことである。
この授業科目は、次のような知識や能力を身につけることを目指す。
・正確に英語のテキストを理解することができる。
・テキストを批判的に分析することができる。
英語圏の文化, 英語圏のテキスト, 読解
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
学生には授業前に教科書の各ユニットを読み、練習問題を解いてくることを求める。授業では、各ユニットで取り上げられている英語圏で行われた演説の背景を説明し、テキストをきちんと読み解き、練習問題の解答確認を行い、ディスカッションを行う。適宜、英語圏のニュースを見てディスカッションを行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 導入 / よいスピーチとは? | よいスピーチの特性 |
第2回 | リンカーンのゲティスバーグ演説 | 教科書pp.8-9. |
第3回 | バラク・オバマの勝利演説(1) | 教科書pp.12-15. |
第4回 | バラク・オバマの勝利演説(2) | 教科書pp.16-21. |
第5回 | バラク・オバマの勝利演説(3) | 教科書pp.22-25. |
第6回 | バラク・オバマの勝利演説(4) | 教科書pp.26-29. |
第7回 | 村上春樹のエルサレム賞受賞記念スピーチ(1) | 教科書pp.32-35. |
第8回 | 村上春樹のエルサレム賞受賞記念スピーチ(2) | 教科書pp.36-39. レポート締切 |
Memorable Speeches (珠玉のスピーチで学ぶ英語)by Takami Kashima, Norimitsu Fujiuchi, Kinya Yamakawa, Hirokatsu Kawashima and Jeffrey MacPherson, Cengage Learning, 978-4-86312-190-4.
なし
授業への取り組み:60% 期末のレポート:40%
特になし
本科目は「言語文化演習第十四」と共に履修することが望ましい。
この授業の履修を計画している学生は必ず初回の授業に出席すること。