この科目は、英語圏の大学で行われる英語研修に学生を派遣し、英語力、特に、グローバル理工人に必要となる実践的なコミュニケーション力を強化することを主目的とする。派遣前に事前学習、帰国後に事後学習を行うことにより、海外での英語研修の学習効果を高める。
この科目は、理工系のグローバル理工人育成コース実践型海外派遣プログラムの一環として位置づけられており、3,4年次の履修者には実践型海外派遣プログラムの単位が認定される。英語第一から英語第八で培った英語力を、海外に出て実際に試し、さらに強化する機会ととらえ、積極的に履修してほしい。
この科目では、次のような能力を身につけることを目標とする。
・自分の興味のある内容について英語でプレゼンテーションができる
・周りの人と英語でうまくコミュニケーションをはかることができる
・海外で異文化を理解し、自分の文化についても伝えられる
・海外で問題が起こったときに、適切な対応ができる
留学 英語 コミュニケーション プレゼンテーション 異文化理解
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
事前学習、事後学習の日時や場所は、決まり次第メールで連絡する。日程の都合上、回数が変わることがある。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 事前学習(1) 参加者の自己紹介、留学の心得、報告書や報告会の説明 | 留学の目標を立てる。 |
第2回 | 事前学習(2) 派遣先送付用書類の書き方についての説明 | 英語での文書作成を行う。 |
第3回 | 事前学習(3) GGJ超短期派遣プログラム全体オリエンテーション:保険、奨学金、留学届等 | 留学に必要な書類手続きを進める。 |
第4回 | 事前学習(4) GGJ超短期派遣プログラム書類提出会 | 留学に必要な書類手続きを進める。 |
第5回 | 事前学習(5) ゲストスピーカーによる派遣国についての英語でのプレゼンテーション | 派遣国についての情報を収集する。 |
第6回 | 事前学習(6) プレイスメントテスト、危機管理、異文化コミュニケーション | 留学中におこるさまざまな困難について想定し、準備する。 |
第7回 | 事前学習(7) 出発準備に関するブリーフィング | 留学準備を行う。 |
第8回 | 海外英語研修(1ヶ月程度) | 英語によるコミュニケーションを実践する。 |
第9回 | 事後学習(1) 報告会の予行演習 | 効果的なプレゼンテーションを準備する。 |
第10回 | 事後学習(2) 報告会 | 効果的なプレゼンテーションを行う。 |
なし
事前学習時に資料を配付する。
事前学習 10% 派遣先での成績 60% 報告書 20% 報告会の内容 10%
対応する海外派遣プログラムへの参加が条件となる。派遣プログラムの説明会に出席し、指定された形で応募すること。本科目の履修申告については事前学習時に説明する。なお、本科目履修者にはこの他の英語選択科目(上記関連科目等)の履修を強く推奨する。