英語第五に引き続き、この授業科目では、大学レベルでの学修・研究活動を英語で行うために必要な英語運用力のいっそうの向上を目的とした演習を行う。国際意識の醸成に資する目的で海外事情・異文化理解に関する教材を用いるほか、科学技術に関する英語素材を用いる。英語の読解力と聴解力の向上を目指す訓練に加え、口頭の発話練習および構成を考えながらパラグラフや短いエッセイを書く訓練を行うことによって、英語での発信に習熟することも目指す。
この授業科目では、次のような英語の知識と運用力およびコミュニケーションへの姿勢を身につけることが目標となる。
・英語で自己表現する力がつく
・パラグラフや短いエッセイを書く力がつく
・英語の講義を理解する聴解力がつく
・英文を読みこなすための方法が身につく
英語運用の四技能 国際意識醸成 コミュニケーション 留学 TOEFL
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
各回の授業はおおむね次のように進行する。
0.前回に提出された課題を返却し、解説する
1.英語によるモデルエッセイを読み、内容を確認する
2.モデルエッセイの構造を分析し、その表現と効果を確認する
3.上で確認した構造を利用して、自分でエッセイを書く訓練を行う
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | Unit 8 別の面をみる "Divorce" | Unit 8のモデルエッセイ分析と練習問題 |
第2回 | Unit 9 問題解決のエッセイ(1) "Substandard homework" | Unit 9のモデルエッセイ分析と練習問題 |
第3回 | Unit 10 問題解決のエッセイ(2) "Keep Japan's Beaches Clean!" | Unit 10のモデルエッセイ分析と練習問題 |
第4回 | Unit 11 意見を述べるエッセイ (1) "Does every adult in the U.S. need to own a gun?" | Unit 11のモデルエッセイ分析と練習問題 |
第5回 | Unit 12 意見を述べるエッセイ (2) "Is a foreign crime wave sweeping Japan?" | Unit 12のモデルエッセイ分析と練習問題 |
第6回 | Unit 13 議論するエッセイ "Should the death penalty be abolished in Japan?" | Unit 13のモデルエッセイ分析と練習問題 |
第7回 | Unit 14 Review Units 8-13 複雑な構造のエッセイを読む(1) | Units 8-13の追加練習問題 |
第8回 | 複雑な構造のエッセイを読む(2) | 複雑な構造のエッセイを分析し、要約の作成と自らの意見を述べるエッセイを書く。 |
Gale, Stuart, Shunpei Fukuhara, and Tim Cross, S3: Structure, Structure, Structure. 『パラグラフ構造の読解から見るエッセイライティング』(南雲堂) ISBN 978-4-523-17704-3
授業中に紹介する
英語の運用力とコミュニケーションに対する姿勢をもとに成績評価を行う。
授業中の取り組み及び参加度 20% 提出課題 30% 期末試験 50%
特になし
harada[at]flc.titech.ac.jp
授業中に通知する (メールで事前予約すること)
メールで事前予約すること