2022年度 文系エッセンス14:歴史学   Essence of Humanities and Social Sciences14:History

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開講元
文系教養科目
担当教員名
福留 真紀 
授業形態
講義    (ライブ型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4  
クラス
-
科目コード
LAH.S414
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2022年4月7日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

この講義では、日本近世の社会システムを取り上げます。
現代の社会構造の歴史的背景を学ぶことができます。

到達目標

1)日本近世史の社会システムを学び、現代社会と比較して考える。
2)歴史叙述と文芸作品の関係について理解する。

キーワード

幕藩関係、人事と出世、悪役、柳沢吉保

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

1)一つのテーマにつき2回を基本に進めます。2)毎回の授業の前半で、前回の小レポートの紹介、質問の解答を解説します。
3)授業の後半で、その日の教授内容を踏まえて、小レポートを作成してもらいます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ガイダンス 「歴史の学び方」を理解する。
第2回 社会秩序 ―幕藩関係 参勤交代の真相を理解する。
第3回 人事① ―人事の仕組み 幕府官僚の出世ルートを理解する。
第4回 人事② ―出世の実態 大岡忠相・森山孝盛を例に、出世の実態を考える。
第5回 悪役のつくられ方① 柳沢吉保を例に、歴史上の悪役は、どのようにつくられるか理解する。
第6回 悪役のつくられ方② 史料と文芸作品に描かれる人物像の違いを考える。
第7回 総括 受講生から出された質問に答える形で、総括を行う。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

指定しない。

参考書、講義資料等

1)山本博文『歴史をつかむ技法』新潮社、ISBN:978-4106105418
2)福留真紀『将軍側近 柳沢吉保』新潮社、ISBN:978-4106104190
3)講義資料は授業中に配布する。

成績評価の基準及び方法

配点は、期末レポート(60%)、小レポート(40%)

関連する科目

  • LAH.H105 : 歴史学A
  • LAH.H205 : 歴史学B
  • LAH.H305 : 歴史学C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

その他

4/13(水)は、授業は実施しません。
この授業の実施日は、4/20(水)、4/27(水)、5/11(水)、5/18(水)、5/25(水)、6/1(水)、6/8(水)の全7回です。

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