2022年度 リーダーシップアドバンス 1   Advanced Leadership Workshop 1

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開講元
文系教養科目
担当教員名
室田 真男  岡田 佐織 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4  
クラス
1
科目コード
LAH.C501
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2022年4月10日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本授業では,ファシリテータとしての実践を通して,ファシリテータ型リーダーシップについて体験的に学ぶ。ファシリテータ型リーダーシップとは,従来の「指導」型リーダーシップと対比して,個性を重視しチームとしての力を発揮する「支援」型リーダーシップのことを示す。ファシリテーション技術を学び,学部の「東工大立志プロジェクト」の少人数クラスへファシリテータとして参加し,実践的に学ぶ。 ファシリテータとしての経験を通して,学びをより深く考えることもねらいとしている。さらに,学部新入生に対するロールモデルとしての役割を担うことも期待している。

到達目標

1. 「指導」型リーダーシップと「支援」型リーダーシップの違いを説明することができる
2. ファシリテーション技術を身につけ活用することができる
3. 「東工大立志プロジェクト」の受講生の学びを促進することができたと実感できる

キーワード

ファシリテーション,ファシリテータ,リーダーシップ,支援型,立志プロジェクト

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

授業では,ワークショップや「東工大立志プロジェクト」への授業参加により,ファシリテーション技術を理論および体験的に学ぶ。実践では,「東工大立志プロジェクト」の少人数クラスへファシリテータとして積極的に関わり,学士課程の学生の学びを促進することを目指す。毎回のファシリテーション活動後は,振り返りレポートを提出し,次回の活動に活かしていく。 「東工大立志プロジェクト」の講義を聴講したり,視聴することが求められる。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション,ファシリテーション入門 「東工大立志プロジェクト」の次回講堂講義を視聴し,サマリーおよびレスポンスを記述
第2回 ファシリテーション実習 「東工大立志プロジェクト」の次回講堂講義を視聴し,ファシリテーションの準備をする
第3回 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスでファシリテーション活動1 自分のファシリテーション活動を振り返る 「東工大立志プロジェクト」の次回講堂講義を視聴し,ファシリテーションの準備をする
第4回 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスでファシリテーション活動2 自分のファシリテーション活動を振り返る
第5回 ファシリテーション活動の振り返りワークショップ 「東工大立志プロジェクト」次回講堂講義を視聴し,ファシリテーションの準備をする
第6回 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスでファシリテーション活動3 自らのファシリテーション活動を振り返る
第7回 ファシリテーション活動の振り返り 自分のファシリテーション活動を振り返り,レポートしてまとめる

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

必要に応じて配布する

参考書、講義資料等

・中野民夫(2017):「学び合う場の作り方」岩波書店
・中野民夫(2003):「ファシリテーション革命」岩波書店
・中野民夫ほか(2013):「ファシリテーター行動指南書」ナカニシヤ出版
・森時彦(2008)「ファシリテーターの道具箱」ダイアモンド社

成績評価の基準及び方法

 1.ワークショップでの活動内容・貢献度の評価(自己評価・相互評価を含む)(20%)
 2.「東工大立志プロジェクト」での活動内容・貢献度の評価(リフレクションシートを含む)(30%)
 3.最終レポート(50%)

関連する科目

  • LAH.C401 : リーダーシップ道場
  • LAH.C101 : 東工大立志プロジェクト

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

「リーダーシップ道場」を80点以上の成績で履修済であること

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

murota[at]ila.titech.ac.jp

その他

本授業は,GSA (Graduate Student Assistant)プログラムの対象科目です。80点以上で履修すると,教育革新センターよりGSA-F (ファシリテーション)の認定証が授与されます。
2022年度の第1回授業は4月11日です。第1回授業には必ず出席して下さい。

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