2022年度 法学(民事法)B   Law (Civil Law) B

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開講元
文系教養科目
担当教員名
金子 宏直 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月1-2(W934)  木1-2(W934)  
クラス
-
科目コード
LAH.S202
単位数
2
開講年度
2022年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2022年4月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

法律の最も重要なひとつ民法とその関連する法律について概略を学習する。法律を学習するのに必要となる六法の使い方も身につけることで、将来、自分の仕事に関連する法律の理解にも役立てることができる。2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられた影響についても学習します。

到達目標

民法の中心に、法律の体系的な理解をすることを目標とする。民法(総則、物権、担保物権、債権総則、契約各論、不法行為、家族法(親族相続))等を理解をする。

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
ソフトウェアの権利保護機関の研究員として外国法調査研究・法制度設計の報告の実務経験にもとづき、実用的な民法の理解を行えるようにする。

キーワード

信義誠実、公序良俗、財産権の保証、契約自由の原則、意思自治、合意、保証、典型契約、平等、資源の再配分

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

民法を中心に講義を行う。理解を深めるためのグループワークとして裁判例などについてディスカッションを行う。講義の復習課題として講義ノートを提出してもらうことがある。小型の六法全書を使いながら学習する。
日本語に不慣れな留学生の履修も歓迎する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ガイダンス、民法の位置づけ、法律資料の活用と法律の解釈 法制度全体、民法の位置づけを理解する。六法全書、判例教材、法律資料の活用方法、法律の解釈方法について学ぶ。
第2回 民法 私権の原則 信義誠実、公序良俗などの民法の一般原則を理解する。
第3回 民法 人 権利帰属主体について理解する
第4回 民法 法律行為 意思表示等について理解する
第5回 民法 法律行為 意思表示等について理解する
第6回 民法 物権等 物権について理解する
第7回 民法 物権等 物権について理解する
第8回 民法 債権・契約 債権・契約について
第9回 民法 債権・契約 債権・契約について
第10回 民法 不法行為 不法行為について
第11回 民法 不法行為 不法行為について
第12回 民法 家族法 家族法を理解する
第13回 民法 家族法 家族法を理解する
第14回 総括(期末テスト等) 期末テスト

授業時間外学修(予習・復習等)

教科書の講義項目対応箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)が望まれる。

教科書

教科書:野村豊弘『民事法入門(第8版補訂版)』(有斐閣アルマ2022年)。(10月時点で最新刊を使用する)
六法全書(小型のもの各社)必ず購入すること。民法は改正されたので最新のものを購入すること。

参考書、講義資料等

民法判例百選(有斐閣)
潮見佳男『民法(全)』(有斐閣)

成績評価の基準及び方法

日常点(40%)と中間課題+筆記試験(60%)

関連する科目

  • LAH.S102 : 法学(民事法)A
  • LAH.S101 : 法学(憲法)A
  • LAH.S302 : 法学(民事法)C
  • LAH.S201 : 法学(憲法)B
  • LAH.S303 : 法学(民事法・知財)C
  • LAH.S250 : 社会科学系ゼミ(法学ゼミ)1

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

注意:進行が早いので第2回目までに参加すること(それ以外は履修不許可になります)。法律学のごく基礎的なことは各自学習の上講義に参加して頂きたい。
講義内容は変更になる場合がある。講義Webシステムiを必ず確認すること(11月)。
日常の課題としてノートを提出してもらう場合があるので、各自ノートを作成すること。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

kaneko([at])ila.titech.ac.jp

オフィスアワー

月曜木曜12時から12時30

その他

講義項目等予定が変更になるので後期開始時(講義開始前11月末頃)Webシステムで確認してください。

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