2022年度 コミュニケーション論A   Communication A

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開講元
文系教養科目
担当教員名
中野 民夫  高尾 隆 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月5-6(H121)  
クラス
-
科目コード
LAH.H107
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2022年5月31日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

(ようやく少し落ち着いてきたので、今年の2Qは対面で行う。
「立志プロジェクト」の少人数グループワークの精神を受け継ぎ、人と人との「(生身の)コミュニケーション力」の向上を目指す。人は社会的な存在であり、人と人が話し合うなかで一緒に考えたり学んだり創ったりすることは、私たちに必要不可欠であるだけでなく、根源的な歓びに通じる。本講義では、学生の参加・体験・相互作用を大切にするワークショップ型の授業で、コミュニケーションについて様々な観点から学び合い、創造的な対話を実践する力の向上を図る。
 ねらいは、議論と創造的な対話の違いを知り、自己紹介、インタビュー、対話、ワークショップ、インプロなどの体験を通して、楽しみながらコミュニケーション上手になってもらうこと。
 

到達目標

 本講義を履修することによって、以下の能力を修得する。
1)初対面の人と創造的な対話をすることの楽しさと難しさを理解し、自分から話を広げるきっかけを作れる。
2)良き話し手として適切な自己表現ができるようになるとともに、良き聴き手として話しやすい場の雰囲気を作れる。
3)現代社会に不可欠な協働(コラボレーション)と共創(コクリエーション)の基礎的な素養が身につく。

キーワード

コミュニケーション、ワークショップ、グループワーク、対話、傾聴、参加型授業、インプロ(即興演劇)

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

今年はH121の新しい大教室で対面で行う。教員からの一方的な講義ではなく、少人数グループに分かれて受講生が主体となって話し合うなど、参加体験型のワークショップ形式で行う。コミュミケーション力を徐々に向上させていくための段階を追って体験を深めていく。学生の積極的な参加が不可欠。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 少人数グループでの自己紹介などグループワーク体験。 「自己紹介」について考える
第2回 コミュニケーションの基礎スキル。 話し方・聴き方の基本。チェックインと自己紹介。ブレーンストーミング。 お互いに聞きたい項目を検討する。
第3回 相互インタビューと他己紹介: ペアでお互いにインタビューし、聞いたことを記事にまとめ、4人組で紹介。 インタビュー記事が完成しない場合、書いてくる。
第4回 ワールドカフェ(全員参加の対話ワークショップ): 4人組での創造的な対話をグループ替えしながら積み重ねる。 大人数での対話のポイントを抽出する。
第5回 創造的コミュニケーション実習: 少人数グループでのインプロの活動 創造性についてのインプロの理論の理解
第6回 協働的コミュニケーション実習: 少人数グループでのインプロの活動 協働についてのインプロの理論の理解
第7回 ふりかえりワールドカフェ: 学んだこと・身についたことの総復習 全体をふりかえり自分のコミュニケーション力の変化を確認する。

授業時間外学修(予習・復習等)

状況を見ながら検討する。

教科書

特に使用しない。

参考書、講義資料等

『学び合う場のつくり方』(中野民夫著、岩波書店、ISBN-10: 4000248235)

成績評価の基準及び方法

授業への参加度(毎回の宿題と積極的なフル参加):70%、最終レポート:30%
遅刻や内職、居眠りは参加と認められません。

関連する科目

  • LAH.H207 : コミュニケーション論B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

対面でやります。グループワークが多いので遅刻しないように。
受講生全員でともに創る参加体験型の授業なので、積極的な参加が不可欠です。

その他

授業の内容は変更になる場合があります。

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