2022年度 哲学A   Philosophy A

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開講元
文系教養科目
担当教員名
山本 貴光 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月5-6(H1101)  
クラス
-
科目コード
LAH.H101
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2022年4月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

「哲学」とはなんでしょうか。

「哲」の「学」という字の組み合わせからは、いったいなんなのか、いまではイメージしづらいかもしれません。「哲学」は、天文学や数学と同じように、古代から現代まで、とても長い歴史をもつ学問の一つです。そして、ひょっとしたらそんなふうには見えないかもしれませんが、私たちの日常から社会や歴史、あるいはさまざまな学術ともおおいに関係をもつものでもあります。

この入門篇となる講義では、人工知能やゲーム、漫画や小説など、身近なものを材料にして、みなさんとともに哲学を試みてみましょう。それは「問い」を創ることと深く関係していて、まるで他人事ではない次第が分かるはずです。

予備知識は要りません。ただし、好奇心をお忘れなく。

到達目標

この講義では、受講者が次のことをできるようになることを目標とします。

1) 哲学という営みがどのようなものかを理解できる。また、説明できるようになる。
2) より適切な「問い」をつくれるようになる。

キーワード

哲学、問い、百学連環、人文学

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

スライドを使った講義形式を中心として、学生のみなさんからの質問や意見があれば随時応じます

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 プロローグ――講義概要の説明 この講義では何をするのか、どんなふうに臨めばよいかを理解する
第2回 「哲学」を哲学してみる 哲学とはなにか、問うとはどういうことかについて理解する
第3回 ゲームを哲学してみる ゲームを題材として、それは何をしていることなのかについて考えてみる
第4回 異世界で哲学してみる ラノベ/マンガを題材として、異世界で生きることについて考えてみる
第5回 人工知能を哲学してみる 人工知能を題材として、知能や人間について考えてみる
第6回 日常で哲学してみる 以上を踏まえて、なんの変哲もないように思える日常について考え直してみる
第7回 エピローグ――全体をふりかえる 哲学するとはどのようなことか、講義を振り返りながら改めて考える

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

必要に応じて資料を配付します

参考書、講義資料等

講義内で随時紹介します

成績評価の基準及び方法

期末レポート70%、コメントシート(2回を予定)20%、講義への貢献(発言・質問など)10%

関連する科目

  • LAH.H201 : 哲学B
  • LAH.H301 : 哲学C
  • LAH.S432 : 文系エッセンス36:哲学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

予備知識は必要ありません

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