2021年度 文系エッセンス38:統計学   Essence of Humanities and Social Sciences38:Statistics

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
文系教養科目
担当教員名
毛塚 和宏 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水1-2  
クラス
-
科目コード
LAH.S434
単位数
1
開講年度
2021年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2021年3月19日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

社会問題やその解決策を議論する際に,近年ではエビデンスが求められるようになった.エビデンスの多くは社会調査や公的統計が用いられる.本講義では,社会科学における統計学の応用を示しながら,社会調査と統計学の基本的な概念を解説する.
本講義を通じて,履修者は社会科学における統計学の基本を身に着け,それらを駆使して社会問題にアタックする能力を養うことができる.

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する.
1) 社会調査・統計学・統計的思考の基本的性質を理解する.
2) 統計学の手法(記述統計,相関,検定・推定 )の性質を理解する.
3) 統計学の社会科学への応用方法を理解する.

キーワード

記述統計,クロス表,相関,疑似相関,検定・推定,社会調査

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

社会調査・統計学の基礎を講義する.毎回の授業に小課題を課す.また,期末にレポートを課す.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション:社会・社会科学の統計学 統計的な考え方を社会科学における応用例を俯瞰しながら理解する.
第2回 社会調査1:サンプリング 社会でどのようにデータがとられるかを理解する.
第3回 社会調査2:質問 社会調査における適切な質問項目の作成方法を理解する.
第4回 記述統計学:データの中心と散らばり 1変数に対する記述統計を理解する.
第5回 推測統計学:推定と検定 統計的検定・推定の方法を理解する.
第6回 関連:クロス表と相関係数 2変数の関連を捉える方法を理解する.
第7回 疑似相関:第3変数の統制 見かけの相関の性質を理解する.

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

授業で指示する.

参考書、講義資料等

授業で指示する.

成績評価の基準及び方法

毎回の授業における小課題30%,レポート70%で評価する.

関連する科目

  • LAH.T101 : 統計学A
  • LAH.T201 : 統計学B
  • LAH.T301 : 統計学C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし.

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

kkezuka[at]ila.titech.ac.jp

このページのトップへ