2020年度 教養特論:データとトピックで知る日本経済   Special Lecture: Japan's economy, from the point of view of data and various topics

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開講元
文系教養科目
担当教員名
柳瀬 博一  倉品 武文  安西 巧  上田 敬  久保田 啓介  西條 都夫  斉藤 徹弥  田中 陽  玉利 伸吾  中山 直紀  藤田 和明  前田 裕之  松尾 博文  武類 雅典  山口 聡 
授業形態
講義    (Zoom)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月1-2(W933)  木1-2(W933)  
クラス
-
科目コード
LAH.S215
単位数
2
開講年度
2020年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では、学生たちに日本経済の歩みや課題、企業の戦略について考えるきっかけにしてもらう。大学での研究や実験は社会でどのようなニーズがあるのか、どのような課題の解決に役立つのかという問題意識を深めていく。 現役記者が豊富な取材経験をもとに読み解くテーマ別の講義を受講することによって経済や産業に対する視野を広げていく。日本経済新聞などが掲載しているデータや記事を教材にしながら、基本的な情報収集に役立つ読み方を身につける。

到達目標

新聞、テレビ、インターネットで報じられる基礎的な経済ニュースを理解し、関心を持ったテーマについて深掘りし、自ら判断し、評価できる力を身につける。

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
本講義は、取材や記事執筆の実務経験を持つ担当教員がその実務経験を活かし、日本経済の基本的な捉え方について、記者研修のような教育を行う。

キーワード

経済成長、産業、個人消費、デジタル、SDGs

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回、経済や産業に関するテーマを学ぶ。講師による解説だけでなく、受講生が考えたこと、関心を持ったことなども適宜、発言してもらう。日々、ニュースに触れる積み重ねを大切にしていきたい。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 「なぜ経済を学ぶのか」 経済を学ぶ意義、私たちの暮らしや就職への影響について知る
第2回 「科学記者が伝えてきたこと」 科学担当記者の体験を聞き、報道の役割を知る
第3回 「経済成長とは何だろう」 戦後復興、高度成長、石油危機、バブル崩壊をたどった日本を振り返る
第4回 「お金が経済を動かす」 私たちの暮らしや企業の活動に関わるお金の役割を知る
第5回 「株価は企業への期待値」 「株価」と経営の通信簿「財務諸表」の基本的なしくみを知る
第6回 「消費は生きている」 経済成長のエンジンを担う個人消費の中身や変化について知る
第7回 「国は倒産しないのか」 国の予算の仕組みや財政赤字の問題について知る
第8回 「年金制度は守れるか」 基本的な年金制度のしくみ、高齢化社会の課題などを知る
第9回 「産業進化論」 日本のものづくりを担ってきた主力産業や技術革新の変遷を知る
第10回 「台頭するデジタルエコノミー」 GAFAの台頭やデジタル技術の進化による経済の動向を知る
第11回 「エネルギーの未来像」 経済活動を支えるエネルギーの役割や変遷、今後の課題を知る
第12回 「世界が注目するSDGs」 国連が提唱する「SDGs」の最新の取り組みについて知る
第13回 「ニッポン企業盛衰記」 日本経済をけん引した電機、自動車など有力企業や経営者の歩みを知る
第14回 「地域経済から考える」 北部九州で石炭、鉄鋼、自動車、半導体へと続く産業の変遷を知る

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

講義日の日本経済新聞朝刊を配布する。実際に記事を読んで、意見交換をする。

成績評価の基準及び方法

授業に参加し、気づいたことや考えたことに関する記述を重視する。振り返りシートの提出(40%)、講義終了後にリポート提出(60%)。

関連する科目

  • LAH.S112 : メディア論A
  • LAH.S213 : メディア論B
  • LAH.S312 : メディア論C
  • LAH.S431 : 文系エッセンス35:メディア論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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