理工系の学問領域の広がりを知ると同時に,自らの専門分野の社会的位置づけや役割を多元的に考える切欠となるよう,分野横断的な視点を獲得することを目的としている.本科目は,リベラルアーツ研究教育院の科目として開講されるが,未来型スポーツ・健康科学研究推進体のメンバーの協力を得て行う科目である.http://www.fhs.bio.titech.ac.jp/
本講義では,スポーツや健康科学と関連した研究を,講義と対話とによって紹介する.翌週に,教員や学生,学生同士の対話を通して,最先端のスポーツ・健康科学と,その応用について理解を深める.
①理工系の知識がスポーツや健康科学の発展にどのように寄与してきたのかを,倫理的な側面も考慮しながら理解する.②ヒトの身体と科学という観点から,将来の理工系研究に必要な知識の展望を拓くことができる.
スポーツ科学 健康科学 研究者倫理
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
この授業は、zoomで行う。また、zoomのブレイクアウト機能を活用して、グループワークを実施する予定である。他の横断科目と同様に,本科目では,学生自らが能動的に学ぶアクティブラーニングを重視する.各回の講義には必ず出席し,サマリーレポートを提出してもらう.特別な事情で講義に参加出来ない場合は,科目責任者に報告すること.講義への出席は、科目の成績に反映される.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス,オリエンテーション | 講義の概要・進め方を理解する |
第2回 | レクチャーと対話1 中島 求(工学院システム制御系)× 柳瀬 博一(リベラルアーツ研究教育院) | 講師の研究の発展の仕方や社会への貢献について理解する.レポート課題の予定 |
第3回 | 学生同士,講師との対話(グループワーク)1 | 前回の内容やレポートに基づいて対話をし,理解を深める. |
第4回 | レクチャーと対話2 八木 透(工学院機械系)× 柳瀬 博一(リベラルアーツ研究教育院) | 講師の研究の発展の仕方や社会への貢献について理解する.レポート課題の予定 |
第5回 | 学生同士,講師との対話(グループワーク)2 | 前回の内容やレポートに基づいて対話をし,理解を深める. |
第6回 | レクチャーと対話3 林 宣宏(生命理工学院)× 柳瀬 博一(リベラルアーツ研究教育院) | 講師の研究の発展の仕方や社会への貢献について理解する.レポート課題の予定 |
第7回 | 学生同士,講師との対話(グループワーク)3 | 前回の内容やレポートに基づいて対話をし,理解を深める. |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
なし
授業中に指示,配布する.
授業へのコミットメント,レポートおよびプレゼンテーションから評価する
授業参加および毎回の課題達成点 70点 最終レポート30点
なし
この授業は、zoomで行う。またzoomのブレイクアウト機能などを活用して、積極的にグループワークを行う予定である。そのため、長時間の動画配信授業にアクセスできるインターネット環境の用意と、動画中継ができるパソコンの用意をしておくことが望ましい。