2020年度 リーダーシップ道場 8   Leadership Workshop 8

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開講元
文系教養科目
担当教員名
田村 斉敏  髙橋 将記 
授業形態
講義    (Zoom)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(W933)  
クラス
8
科目コード
LAH.C401
単位数
1
開講年度
2020年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

東工大100~300番台の教養科目をはじめとする学部時代に培った「読む・書く・聞く」能力を土台に,リーダーシップを理解・醸成するための科目である.
現代では,成功体験やマニュアルは必ずしも有効ではなく,リーダーとフォロワーの双方向的なコミュニケーションが必要である.リーダーシップのあり方は今後も激変することが予想される.そこで,将来的にもリーダーシップとして有効なスキルについて考える.また,必要なコミュニケーションとして,対面型のスキル(プレゼンテーション・ファシリテーション),非対面型のスキル(読む・書く・添削)を修得していくことを目指す.

到達目標

リーダーシップ,特に支援型リーダーシップ,について理解する.
リーダーシップを発揮するのに有効な手法を実践・体験し,グループワークを通して理解する.

キーワード

ディスカッション、ファシリテーション、ピアレビュー、プレゼンテーション、合意形成

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回の授業の前半でその回の活動を解説します。後半で、その日の内容に関する演習に取り組んでもらいます。その日の活動を理解してから授業に臨んでください。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 1. イントロダクション,自己紹介,相互インタビュー,遅刻の影響について考える,リーダーとリーダーシップの違い 授業で行う活動の理解、リーダーシップについての基礎的理解
第2回 ワールドカフェを用いてリーダーシップについて対話する リーダーシップについて理解
第3回 合意形成ゲームを通して合意形成を学ぶ 合意形成ゲームの実施と失点シートの完成
第4回 チームでの発想支援の体験:発散型と収束型 ブレインストーミングとKJ法の理解,自習のテキスト分担紹介のためのレジュメ作成
第5回 リーダーシップに関するテキストの分担紹介:ジグソー形式の理解 ジグソー形式の理解,今後必要とされるリーダーシップについてレポート作成(1200文字程度)
第6回 最終レポートのピアレビュー 最終レポート改訂版(1200文字程度)の作成,それに基づいた紙のプレゼン1枚作成
第7回 プレゼンテーション,全体の振り返り ホームグループでのプレゼン,最終レポート提出

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

授業時に新書を指定する予定です.

参考書、講義資料等

指定なし

成績評価の基準及び方法

毎回授業参加への取り組み,振り返りシートをコミットメント点合計60点,合意形成についてのレポート20点,最終レポート20点.学会での欠席については追加の課題を課さない(コミットメント点はつかない).ただし,学会出席などによる欠席時にはレポート提出によってコミットメント点の半分程度を上限に与え,課題提出の遅延については考慮する.2回以上欠席したものには単位は与えない.

関連する科目

  • LAH.C301 : 教養卒論
  • LAH.C501 : リーダーシップアドバンス
  • LAH.C101 : 東工大立志プロジェクト
  • LAH.C402 : ピアレビュー実践

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けないが,人数制限を行う.

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