2020年度 世界を知る:東アジア   Area Studies: East Asia

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開講元
文系教養科目
担当教員名
崔 盛旭 
授業形態
講義    (Zoom)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(W241)  
クラス
-
科目コード
LAH.A502
単位数
1
開講年度
2020年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

韓国の政治、社会、文化の思想的土台の一翼を担っているとも言える「3反(反共・反日・反米)」を通して朝鮮半島の近・現代史を考える。そして、その歴史によって生み出された在日韓国・朝鮮人、中国朝鮮族、北朝鮮脱出住民(脱北者)から東アジアにおける韓国のナショナリズムとグローバリズム、ディアスポラについて探る。講義では主に映画作品を中心に、以上のテーマにアプローチする。

到達目標

1)韓国の近・現代史を知るキーワードとしての「反共・反日・反米」を理解する。                         2)「在日韓国・朝鮮人、朝鮮族、脱北者」を通して「日韓、中韓、南北」の関係を理解する。                    3)東アジアにおける韓国の位置づけを理解する。

キーワード

韓国、在日韓国・朝鮮人、朝鮮族、脱北者、東アジア

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

授業の内容に合わせて映画作品を上映しながら講義をする。毎回、学生による意見発表や質疑応答を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 韓国の近・現代史の流れ 1910年(日韓併合)以降から現在まで、日韓の間の主な出来事を調べる。
第2回 「3反」の構造(1):反日とその克服 朝鮮における植民地政策について調べる。
第3回 「3反」の構造(2):反共・親米、そして容共・反米 朝鮮戦争の経緯について調べる。
第4回 在日韓国・朝鮮人(1):なぜ、いつから日本に? 日本の外国人登録制度について調べる。
第5回 在日韓国・朝鮮人(2):境界と雑種 文化の雑種性という概念について調べる。
第6回 中国朝鮮族:民族と国家の狭間 日本における「朝鮮族」のイメージについて考える。
第7回 北朝鮮脱出住民:どこへいく? 韓国の住民登録制度について調べる。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

参考映画作品と、パワーポイントで作成した教材などを使う。

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

出席 30%、リアクションペーパー 30%、レポート 40%

関連する科目

  • LAH.A501 : 世界を知る:ヨーロッパ
  • LAH.A503 : 世界を知る:中南米
  • LAH.A504 : 世界を知る:中東・アフリカ
  • LAH.A505 : 世界を知る:南・東南アジア
  • LAH.A506 : 世界を知る:北米・オセアニア

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

その他

4月8日(水)は、授業は実施しません。
この授業の実施日は、4/15(水)、4/22(水)、5/13(水)、5/20(水)、5/27(水)、6/3(水)、※6/5(金)の全7回です。
※6/5(金)は曜日振替になっていますのでご注意ください。

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