現代に生きる学生たちに、国際情勢や米国情勢、中東問題、イスラム、北朝鮮など社会に出てから必要とされる現代社会の認識を身につけてもらうことを一義的な目標とする。
新聞、雑誌、テレビ、ネットで流れるさまざまなニュースを理解し、なおかつ、その意味や背景を独自に判断・評価できる能力を獲得する。
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
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本講義は、記者の実務経験を持つ担当教員がその実務経験を 活かし,歴史や現代のニュースについて、受講生がその意味や背景を独自に判断・評価できる能力を獲得できるような教育を行う。 |
アメリカ大統領、中国現代史、北朝鮮、東西冷戦、中東問題、イスラム
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
基礎的な知識を習得してもらいつつ、それについてどう考えればいいか、学生諸君の討論を意見発表や討論も重視する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | アメリカ大統領選挙からアメリカを見る | アメリカの民主主義について考える |
第2回 | アメリカという「不思議」の国 | みんなが知っているつもりのアメリカ。しかし、その深層は、我々の常識を超える |
第3回 | 東西冷戦とは何だったのか | 第二次世界大戦後の世界秩序を形成した東西冷戦の歴史的意味を理解する。 |
第4回 | EUは何を目指したのか | イギリスが離脱したEU。「欧州から戦争をなくす」という理想の過去と現在を俯瞰する |
第5回 | 戦後の日米関係を総括する | 日米安保で結ばれた日米関係は、どのようなものであったのか。アメリカの戦略と日本の関係はどうなっているのかを理解する。 |
第6回 | 沖縄問題とは何か | 沖縄の米軍基地問題はなぜ起きているのか。沖縄が抱える問題を考える |
第7回 | 「核」を求めた日本 | 「非核三原則」を掲げる日本だが、その裏では「核」への執着がある現実を明らかにする |
第8回 | 高度経済成長と公害問題 | 戦後日本は奇跡ともいえる経済発展を遂げたが、その裏には東工大も無縁でない公害が存在した。 |
第9回 | メディアの発達と欧州難民問題 | 欧州で問題となった難民流入。その背景にはメディアの発達がある。メディアとの付き合い方も含め考えるその背景にはメディアの発達があった。 |
第10回 | 中東問題とは何か | 大きなニュースになる中東問題。その経緯と紛争の本質を考え |
第11回 | イスラムとは何か | 世界に大きな存在感を示すようになったイスラム。同じ一神教のユダヤ教、キリスト教との比較において考察する |
第12回 | 中国の失敗 | 中国建国後、毛沢東にとって、いかなる悲劇が起きたかを考察する毛沢東にとっていかなる悲劇がもたらされたかを考察する |
第13回 | 中国の「成功」 | 毛沢東の死後、鄧小平によって中国は発展する。その歴史を課題を考える中国は鄧小平により発展する。それはなぜかを考察する |
第14回 | 北朝鮮はなぜ「奇妙な国」なのか | 「不思議の国」北朝鮮。その歴史と金一族の野望を分析する |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
必要に応じて指示する。
必要に応じて指示する。
講義全体を受け、記述式の試験を実施する。出席点は与えない。
特になし