2020年度 意思決定論A   Decision Making A

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開講元
文系教養科目
担当教員名
猪原 健弘 
授業形態
講義    (Zoom)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月5-6(W241)  
クラス
-
科目コード
LAH.T108
単位数
1
開講年度
2020年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
2020年6月4日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

[重要]
新型コロナウィルス対策のため、2020年度の当シラバスの内容、特に、科目の実施方法や資料の提供方法、成績評価の方法が変更される可能性があります。
受講希望者は次のURLの中にある当科目の情報をよく読んで指示に従ってください。
http://www.shs.ens.titech.ac.jp/~inohara/lab/courses.html

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意思決定論における重要な意思決定問題を取り上げ、その問題の複数の解決策、解決策の比較のための複数の評価軸、解決策を評価軸を用いて比較した結果やそこから得られる示唆を、ディスカッション、グループワーク、講義、演習を通じて検討する。

意思決定論が扱う意思決定問題の代表例と解決策、および、意思決定論の基本概念と基礎的な知見を理解・修得させると同時に、意思決定論への興味を喚起することが本講義のねらいである。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1)重要な意思決定問題と、その解決策を述べることができる。
2)意思決定問題の解決策の比較のための評価軸と、比較の結果から得られる示唆を他者に伝えることができる。
3)意思決定論の基本概念と基礎的な知見を他者に伝えることができる。

キーワード

価値基準、選挙、分配、メカニズム・デザイン、会議、標準形ゲーム、展開形ゲーム、社会ネットワーク

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

1回の授業で1つまたは2つの意思決定問題に取り組む。

その意思決定問題について、受講生が、はじめは1人で、次に他の受講生とペアで、さらに4人のグループで、最後に受講生全体で検討する。その後、取り上げた意思決定問題についての講義と演習を行う。授業の最後に、個人の考察や他の受講生の考え、講義、演習を通じて学んだことを、受講生それぞれが「サマリー・レポート」に書いて提出する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ガイダンス、自己紹介、「荷車を待つ」と「のろのろ競争」 本講義で扱う話題を3つ以上述べよ。 新しい仲間を3人以上見つけよ。 「荷車を待つ」と「のろのろ競争」の問題と解決策を述べよ。
第2回 「水の分配」と「村長を選ぶ」 「水の分配」の問題と解決策を述べよ。 「村長を選ぶ」の問題と解決策を述べよ。
第3回 「荷車代を分ける」 「荷車代を分ける」の問題と解決策を述べよ。
第4回 「ゴミ捨て場の場所」 「ゴミ捨て場の場所」の問題と解決策を述べよ。
第5回 「囚人のジレンマ」と「チキン・ゲーム」 「囚人のジレンマ」と「チキン・ゲーム」の問題と解決策を述べよ。
第6回 「ムカデ・ゲーム」 「ムカデ・ゲーム」の問題と解決方法を述べよ。
第7回 「賢者の贈り物」 「賢者の贈り物」の問題と解決方法を述べよ。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

なし。

参考書、講義資料等

講義資料はOCW-iか授業中の配布により与える。

成績評価の基準及び方法

成績評価は、毎回の授業で提出する「サマリー・レポート」(合計50%)と期末試験(50%)に基づいて行う。

欠席理由に関わらず、欠席した分を「授業への出席と貢献」の点数から減点する。
欠席した日の代替措置はない。
欠席した日の授業内容については、OCW- iにアップロードされる資料で確認すること。

関連する科目

  • LAH.T208 : 意思決定論B
  • LAH.T307 : 意思決定論C
  • LAH.T107 : 社会モデリングA
  • LAH.T209 : 社会モデリングB
  • LAH.T308 : 社会モデリングC

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

意思決定問題への興味があることが望ましい。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

猪原健弘(いのはらたけひろ)教授、inostaff[at]shs.ens.titech.ac.jp

[重要]
新型コロナウィルス対策のため、2020年度の当シラバスの内容、特に、科目の実施方法や資料の提供方法、成績評価の方法が変更される可能性があります。
受講希望者は次のURLの中にある当科目の情報をよく読んで指示に従ってください。
http://www.shs.ens.titech.ac.jp/~inohara/lab/courses.html

その他

当講義は理学の内容を含む。

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