様々な地域での数学・天文学の歴史について紹介する。
数学・天文学の歴史的な様々な方法、およびそれらの社会との関係について理解する。
数学史、天文学史、科学史
専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
それぞれの地域の数学・天文学史を概観したあと、時には史料を読み、小レポートを書くことを求める。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 序論、古代エジプト・メソポタミアの数学・天文学 | 古代エジプトおよびメソポタミアにおける初期の数学・天文学の発展について理解する。 |
第2回 | 古代ギリシャ・ローマの数学・天文学 | 公理的幾何学、天動説、ユリウス暦などについて理解する。 |
第3回 | インドの伝統的数学・天文学 | 伝統的インドにおける十進法の位取り記数法、代数学、暦法のための天文学、球面天文学における三角法などについて理解する。 |
第4回 | 中国の伝統的数学・天文学 | 伝統的中国における実用的な数学、宇宙論と天文学のための数学、算木やそろばんによる計算法などについて理解する。 |
第5回 | 韓国・日本の伝統的数学・天文学 | 伝統的韓国・日本における中国系の数学・天文学について理解する。さらに日本の伝統的数学「和算」についての実例を見る。 |
第6回 | チベット・東南アジアの伝統的数学・天文学 | チベット、東南アジアにおける、中国・インド・イスラーム世界の影響と独自の文化的伝統が作り出した興味深い数学・天文学について理解する。 |
第7回 | イスラーム世界・中世ヨーロッパの数学・天文学 | イスラーム世界におけるギリシャ系天文学やインド系数学のさらなる発展、および中世ヨーロッパにおける商業・美術・音楽などにおける数量化について理解する。 |
第8回 | 近代数学・天文学の発展、結論 | 近代の数学・天文学の歴史について概観する。 |
なし。
OCW-i に掲載予定。
教室での小レポート等、および期末レポート。
特になし。
4月10日(水)は、新入生向けの文系教養科目一斉オリエンテーションを
行うため、授業は実施しません。
なおこのオリエンテーションは新入生向けのため、
修士2年生以上の学生は参加する必要はありません。
授業の初回は4月17日(水)です。