2019年度 文系エッセンス41:数学史および天文学史   Essence of Humanities and Social Sciences41:History of Mathematics and Astronomy

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
文系教養科目
担当教員名
大橋 由紀夫 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水1-2(J221)  
クラス
-
科目コード
LAH.S436
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
2019年6月11日
使用言語
英語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

様々な地域での数学・天文学の歴史について紹介する。

到達目標

数学・天文学の歴史的な様々な方法、およびそれらの社会との関係について理解する。

キーワード

数学史、天文学史、科学史

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

それぞれの地域の数学・天文学史を概観したあと、時には史料を読み、小レポートを書くことを求める。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 序論、古代エジプト・メソポタミアの数学・天文学 古代エジプトおよびメソポタミアにおける初期の数学・天文学の発展について理解する。
第2回 古代ギリシャ・ローマの数学・天文学 公理的幾何学、天動説、ユリウス暦などについて理解する。
第3回 インドの伝統的数学・天文学 伝統的インドにおける十進法の位取り記数法、代数学、暦法のための天文学、球面天文学における三角法などについて理解する。
第4回 中国の伝統的数学・天文学 伝統的中国における実用的な数学、宇宙論と天文学のための数学、算木やそろばんによる計算法などについて理解する。
第5回 韓国・日本の伝統的数学・天文学 伝統的韓国・日本における中国系の数学・天文学について理解する。さらに日本の伝統的数学「和算」についての実例を見る。
第6回 チベット・東南アジアの伝統的数学・天文学 チベット、東南アジアにおける、中国・インド・イスラーム世界の影響と独自の文化的伝統が作り出した興味深い数学・天文学について理解する。
第7回 イスラーム世界・中世ヨーロッパの数学・天文学 イスラーム世界におけるギリシャ系天文学やインド系数学のさらなる発展、および中世ヨーロッパにおける商業・美術・音楽などにおける数量化について理解する。
第8回 近代数学・天文学の発展、結論 近代の数学・天文学の歴史について概観する。

教科書

なし。

参考書、講義資料等

OCW-i に掲載予定。

成績評価の基準及び方法

教室での小レポート等、および期末レポート。

関連する科目

  • LAH.T102 : 科学史A
  • LAH.T202 : 科学史B
  • LAH.T302 : 科学史C
  • LAH.S433 : 文系エッセンス37:科学史

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし。

その他

4月10日(水)は、新入生向けの文系教養科目一斉オリエンテーションを
行うため、授業は実施しません。
なおこのオリエンテーションは新入生向けのため、
修士2年生以上の学生は参加する必要はありません。
授業の初回は4月17日(水)です。

このページのトップへ