2019年度 文系エッセンス40:人間文化論   Essence of Humanities and Social Sciences40:Human Studies

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開講元
文系教養科目
担当教員名
若松 英輔 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(S421)  
クラス
-
科目コード
LAH.S435
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では、現代日本哲学を代表する哲学書である井筒俊彦『意識と本質』を精読し、哲学的思惟および思想的文章力の基盤を整える。

また、本講座では、哲学的表現の奥に潜む意味や思想を個的に認識し、それを他者に伝え、共に普遍性を追究し得る考察力を身につけることを「ねらい」とする。

最終のレポートは、5000字程度の自身にとっての哲学的主題を論じてもらうことになる。真摯な参加意識をもって授業に参加することを望む。

到達目標

本講義を履修することによって、次の能力の習得を目標とする。
1)記号としての言語と意味としての言語の役割を感じ分ける。
2)現代日本哲学を読解する力を身につける。
3)自己の経験、心情を基盤にした言語表現ができる端緒をつかむ。

キーワード

哲学、言葉、意識、文化

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回、重要な個所を指摘し、4人程度のグループでの討議や、文章(随想)を書く機会を設けます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 授業ガイダンス 授業ガイダンス
第2回 井筒俊彦 『意識と本質』を読む 第一章 『意識と本質』およびほかの井筒の著作を読む
第3回 井筒俊彦 『意識と本質』を読む 第一章-② 『意識と本質』およびほかの井筒の著作を読む
第4回 井筒俊彦 『意識と本質』を読む 第二章-② 『意識と本質』およびほかの井筒の著作を読む
第5回 井筒俊彦 『意識と本質』を読む 第二章-② 『意識と本質』およびほかの井筒の著作を読む
第6回 井筒俊彦 『意識と本質』を読む 第三章-② 『意識と本質』およびほかの井筒の著作を読む
第7回 井筒俊彦 『意識と本質』を読む 第三章-② 『意識と本質』およびほかの井筒の著作を読む
第8回 総括、質疑応答 総括、質疑応答

教科書

井筒俊彦『意識と本質』(岩波文庫)。講義には必ず、本書を持参すること。

参考書、講義資料等

特になし。

成績評価の基準及び方法

中間レポート(50%)
期末レポート(50%)

関連する科目

  • LAH.H315 : 人間文化論C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし。

その他

4月10日(水)は、新入生向けの文系教養科目一斉オリエンテーションを
行うため、授業は実施しません。
なおこのオリエンテーションは新入生向けのため、
修士2年生以上の学生は参加する必要はありません。
授業の初回は4月17日(水)です。

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