2019年度 人間文化論A   Human Studies A

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開講元
文系教養科目
担当教員名
若松 英輔 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月5-6(W242)  
クラス
-
科目コード
LAH.H114
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

「人間」は、人間との関係だけでなく、さまざまな「他者」と関係において、「人間」たり得る存在である。
本講義は、詩歌を中心とした表現を扉にしながら、人が自己と、他者、自然、あるいは超越的存在と、どのような関係を切り結んできたかを考える。
この講座では、言葉の表面的な意味だけにとどまらない意味の深みに触れることで、より本質的に言葉や文章を読み込み、また表現することを目指す。またそれにより、表現の自由度を高め、書くことや話す(伝える)ことの喜びも感じてもらえるようにしたい。また、口語自由詩の創作も行う。

到達目標

本講義を履修することによって、次の能力の習得を目標とする。
1)詩という表現形式が存在する意味と役割を考える。
2)個々の詩的世界を味わい、その意味を考察することができる。
3)自己の経験、環境、心情を詩によって表現することができる端緒をつかむ。

キーワード

文学、詩歌、人間、文化

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回、詩歌、あるいは詩論などの文章を読み、適宜、文章(詩)を書く機会を設けます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 授業ガイダンス
第2回 詩の読み方、詩の書き方  人はなぜ、詩を書くのかを考える
第3回 生と死と自然 宮澤賢治の世界 いのちを感じる
第4回 場所と記憶と感受性 茨木のり子の世界 場所の記憶を考える
第5回 天使と超越 リルケの世界 超越とは何かを考える
第6回 悲しみと祈り 中原中也の世界 情感の表現を考える
第7回 五行詩を書く 詩を書き、書くことの意味を考える
第8回 総括、質疑応答

教科書

教科書は特に指定しない。精読する作品については適宜授業でコピーを配布する。

参考書、講義資料等

特になし。

成績評価の基準及び方法

中間レポート(50%)
期末レポート(50%)

関連する科目

  • LAH.H216 : 人間文化論B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし。

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