この授業科目は、特別な予備知識がなくても、社会動向の概要を理解できるようデザインされている。授業計画に示すとおり、講師が各回の授業において、それぞれのトピックスに関する全体像と最近の動向を解説する。
この授業科目は、国内外の社会動向に関する知識や視野を得ることにより、受講生が将来、実社会において活躍する能力を高めることを目標にしている。
働き方改革、IoT、FinTech、国際収支、経済発展、日米関係
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
本科目では、学生自らが能動的に学ぶことを重視します。各回の講義には必ず出席し、サマリーレポートを提出してください。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション、国内外の社会動向 | 社会動向の概略の理解 |
第2回 | 人口減少と働き方改革 | 人口減少に伴う課題を概観し、最近の働き方改革について理解する |
第3回 | IoTによるビジネス変革 | IoT時代のビジネスの本質と社会への影響を学ぶ |
第4回 | FinTechと社会 | FinTechビジネスの技術的背景と社会への影響について理解する |
第5回 | 世界と日本のつながり | 国際収支統計を用いて日本の対外関係を理解する |
第6回 | 米国と日本経済 | アメリカ経済を概観し、日本とのつながりを知る |
第7回 | グローバリゼーションと最近の動向 | グローバリゼーションが世界にもたらした影響と最近の動向を理解する |
第8回 | まとめ(期末レポート) |
指定しない
講義資料は事前にOCW-i上で提供し、授業会場で投影する。
参考書は:
熊谷亮丸(監修)、大和総研(編著)、「この1冊でわかる 世界経済の新常識2019」、日経BP社、2018年(ISBN-13: 978-4822289546)。
岡野武志・太田珠美、「理系人材のための金融経済リテラシー」、きんざい、2018年(ISBN-13: 978-4322134117)。
授業への出席と貢献(30%)、期末レポート(70%)を考慮して評価する。
欠席理由に関わらず、欠席した分を「授業への出席と貢献」の点数から減点する。
欠席した日の代替措置はない。
欠席した日の授業内容については、OCW- iにアップロードされる資料で確認すること。
レポートの課題の詳細については、最初の講義で解説する。
社会動向への興味があることが望ましい。
連絡教員 猪原健弘(いのはらたけひろ)、inostaff[at]shs.ens.titech.ac.jp
4月10日(水)は、新入生向けの文系教養科目一斉オリエンテーションを 行うため、授業は実施しません。 なおこのオリエンテーションは新入生向けのため、M2以上の学生は参加する必要はありません。 授業の初回は4月17日(水)です。