2019年度 文系エッセンス20:西洋思想 1   Essence of Humanities and Social Sciences20:Western Thought 1

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開講元
文系教養科目
担当教員名
BEKTAS YAKUP 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
水3-4(B223)  
クラス
1
科目コード
LAH.S420
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2019年11月21日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

--人文科学とは何か?プラトンからC.P.スノーへ、それ以降--
中世以来、教育者と学生が教育について考え続けてきたことは、何世紀にもわたって多くの変化を遂げてきました。この変化は止まる気配がありません。主な関心事は、人間であることです。この科目では、特に人文科学に関する思想を、古代ギリシアローマ時代から20世紀における教育の功利主義と商業主義までの変容を追いながら、探ります。人文科学の思想と、(中世の大学で教えられた)フマニタス学、人間性、およびヒューマニズムとの関係を議論し、それらを、メカニカルアーツ、神学、および科学との対比を通して、また、(当時の)リベラル・アーツや現在の社会・人間科学における位置づけを検討します。
人文科学、ヒューマニズム及び人道主義思想との間の微妙で分かりにくい関係を理解するために、本科目では、まず、ソローとマシュー・アーノルドだけでなく、ヘーゲル、カント、ディルタイ、サルトル、ハイデガー、デューイ、などの著作の一部を精読します。 その後、C.P.スノーの「二つの文化」に関する議論に焦点を当てながら、人文科学の役割、位置づけ、および価値について検討します。 さらに、1990年代の「サイエンス・ウォーズ」、カルチャーウォーズ、創造論、フェミニズム、多文化主義、必読文献集批判などを議論し、最終的に、英国で起こっている研究費削減に対応するための「人文科学保全」キャンペーンを例示しながら、現在、世界中で起こっている人文科学の価値を下落させようとする圧力について、考察します。
"

到達目標

"人文科学の状態と今日の一般教養の教育の価値について、より良く理解する。
人文科学の歴史や、関連用語や概念を理解する。
読書のスキルやライティングスキルを養う。"

キーワード

人文科学、リベラルアーツ、人文科学の歴史、ヒューマニズム、「ふたつの文化」、文化

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
-

授業の進め方

セミナー形式で実施。クラスの出席が必須です。学生は、1)教室でのディスカッションに参加、2)クラスの前に割り当てられた文献を読む、3)短い論文を書く。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 プラトンからシセロへの教育とリベラルアーツのアイデア Plato, Aristotle, Cicero and others からの通路
第2回 リベラルアーツ(自然四学科と文系三学科) Kimball, The Liberal Arts Tradition (2010) から
第3回 パトカー (Petrarch), "lumen litterarum,"; ルネサンス Kimball, The Liberal Arts Tradition (2010) から
第4回 人文科学とヒューマニズム; 啓発 Kant, “What is Enlightenment?” (1784) (More will be posted ahead of time); Heidegger, “The Letter on Humanism” (1947); Sartre, “Existentialism as Humanism”(1946)
第5回 19世紀:科学、実証主義、および古典の衰退 Thoreau, “Reading” (Walden, 1854); Matthew Arnold, "Culture and Anarchy" (1869)
第6回 科学、文化、文学:Matthew ArnoldとThomas H. Huxley Thomas Huxley, "Science and Culture" (1880); Matthew Arnold, “Science and Literature” (1882)
第7回 C.P.スノーの「二つの文化」:人文科学とサイエンス C. P. Snow, The Two Cultures (1962); P. R. Leavis, "The Two Cultures" (in Stefan Collini, 2013)
第8回 ヒューマニティーのない科学技術? 評価と自由討議

教科書

特になし

参考書、講義資料等

Passages from Marcus Tullius Cicero, De Oratore (51 BC)
Passages from Francis Bacon’s The Advancement of Learning (1605)
Jean Jack Rousseau, Emile, or on Education (1762)
Immanuel Kant, “What is Enlightenment?” (1784)
Henry David Thoreau, “Reading” (Walden, 1854)
Henry David Thoreau, "Civil Disobedience" (1866)
Matthew Arnold, "Culture and Anarchy" (1869)
Matthew Arnold, “Science and Literature” (1882)
Thomas H. Huxley, "Science and Culture" (1880)
John Dewey, Democracy and Education (1916)
Wilhelm Dilthey: Selected Works, I, Introduction to the Human Sciences (1989)
Jean Paul Sartre, “Existentialism as Humanism,” 1946
Martin Heidegger, The Origin of the Work of Art (1960) and “The Letter on Humanism” (1947)
Charles Percy Snow, The Two Cultures, with Introduction by Stefan Collini (2012)
P. R. Leavis, The Two Cultures? The Significance of C. P. Snow (1962), with Introduction by Stefan Collini (2013)
Anthony Grafton and Lisa Jardine, From Humanism to Humanities (1986)
Helen Small, The Value of the Humanities (2013)

成績評価の基準及び方法

クラスの参加状況とショートペーパーに基づく

関連する科目

  • 文系エッセンス各科目

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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