この授業科目は、特別な予備知識がなくても、経済社会の概要を理解できるようデザインされている。授業内容には、金融と経済を身近に捉えるための基礎知識や企業活動を考える際に求められる視点が含まれる。
この授業科目は、経済社会に関する幅広い知識と視野を得ることにより、受講生が将来、実社会において活躍する能力を高めることを目標にしている。
経済、産業、金融、投資、リスクマネジメント、研究開発、社会的責任
専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
本科目では、学生自らが能動的に学ぶことを重視します。各回の講義には必ず出席し、サマリーレポートを提出してください。
第1回~第7回:講義、第8回:まとめ及びレポート作成
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | イントロダクション、企業活動の基礎 | 財務諸表の枠組みを理解する |
第2回 | 企業活動と経済 | 産業と経済の全体像をつかむ |
第3回 | ファイナンスと金融商品 | 財務活動と金融商品の基礎を理解する |
第4回 | 企業分析と投資戦略 | 企業分析の視点と投資手法を学ぶ |
第5回 | リスクマネジメントとガバナンス | 企業リスクの概要と低減する仕組みを知る |
第6回 | R&Dとイノベーション | 研究開発の経済的効果を理解する |
第7回 | 社会的課題と企業戦略 | 企業の役割と責任を考える |
第8回 | まとめ(期末レポート) | 講義全体のまとめをおこなう |
指定しない
講義資料は事前にOCW-i上で提供し、授業会場で投影する。
参考書は:岡野武志・太田珠美、「理系人材のための金融経済リテラシー」、きんざい、2018年(ISBN-13: 978-4322134117)。
授業への出席と貢献(35%)、期末レポート(65%)を考慮して評価する。
欠席理由に関わらず、欠席した分を「授業への出席と貢献」の点数から減点する。
欠席した日の代替措置はない。
欠席した日の授業内容については、OCW- iにアップロードされる資料で確認すること。
レポートの課題の詳細については、最初の講義で解説する。
金融や経済への興味があることが望ましい。
連絡教員 猪原健弘(いのはらたけひろ)、inostaff[at]shs.ens.titech.ac.jp