ヨーロッパにおける古代から20世紀初頭までの西洋美術史を概観します。
美術作品が制作された背景を知ることで、ヨーロッパ各地域・各時代に対する理解を深めことが本講義のねらいです。講義では写真や映像などを豊富に使用するため、視覚的な資料を扱う方法も学ぶことができます。
なお、講義内容は進捗状況に応じて変更する可能性があります。
本科目を履修することによって次の能力を修得する:
1)美術作品の背景にある歴史文化を説明できるようになる。
2)重要な画家の名前や作品名をあげることができるようになる。
ヨーロッパ、歴史、文化、美術
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
講義形式。毎回の授業で,復習を兼ねて画家2人と作品2つを覚えてきてください。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ギリシア、ローマ | 各回の授業で指示する。 |
第2回 | ビザンティン、ロマネスク、ゴシック | 各回の授業で指示する。 |
第3回 | ルネサンス | 各回の授業で指示する。 |
第4回 | バロック | 各回の授業で指示する。 |
第5回 | 新古典主義、ロマン主義、写実主義 | 各回の授業で指示する。 |
第6回 | 印象主義、後期印象主義 | 各回の授業で指示する。 |
第7回 | 世紀末美術と20世紀美術 | 各回の授業で指示する。 |
第8回 | まとめ | 各回の授業で指示する。 |
なし。毎回レジュメを配布する。
高階秀爾、三浦篤編『西洋美術史ハンドブック』新書館、1997年.
【その他参考文献】
E・H・ゴンブリッチ『美術の物語』ファイドン、2007年.
『世界美術大全集:西洋編』全28巻、小学館、1992-97年.
毎回の授業で行う出席確認を兼ねた小テスト、期末レポートで評価します。
授業への取り組み:60%、レポート:40%
西洋史の知識がある方が望ましい。
参考書を参照するほか、積極的に美術館で作品を鑑賞すること。東京工業大学が加入している国立美術館キャンパスメンバーズの優待制度で、関東の各国立美術館の常設展と企画展を、無料/割引料金で観覧することが可能。 http://www.campusmembers.jp/index.html
4月10日(水)は、新入生向けの文系教養科目一斉オリエンテーションを
行うため、授業は実施しません。
なおこのオリエンテーションは新入生向けのため、修士2年生以上の学生は参加する必要はありません。
授業の初回は4月17日(水)です。